「Caps」と「Ctrl」の入れ替え



通常の日本語キーボードは「Ctrl」キーが左下で「Caps Lock」キーが「A」キーの左側にあります。

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UNIXを日本語キーボードで使っている人は、ほとんどは「Ctrl」キーと「Caps Lock」キーの位置を 入れ替えて使っていることでしょう。

そこでWindowsでも「Ctrl」キーと「Caps Lock」キーを入れ替えてみましょう。

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ダブルクリックだけで変更したい人向け

ファイルを右クリックでダウンロードし、ダブルクリックするとレジストリが置き換わります。

ファイルの中身は次のように記載されいます(例:AllCtrl.reg)

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
"Scancode Map"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,03,00,00,00,1d,00,3a,00,3a,00,3a,00,00,00,00,00

ソフトウェアを利用した変更方法

XKeymacsが便利です。CtrlやCaps Lockのみではなく多くのキーバインドを変更できます。

レジストリを利用した変更方法

1. regedit.exe を起動する(通常 C:\WINNT\regedit.exe)

2. 以下の場所へ移動する
   [HKEY_LOCAL_MACHINE]
      +[SYSTEM]
          +[CurrentControlSet]
              +[Control]
                  +[Keyboard Layout]

3. 新規作成で「バイナリ」を選択し、名前を「Scancode Map」に変更

レジストリエディタ

4. 変更した「Scancode Map」をクリックし、値を以下のように書き変える(※ うまくいかない人は下記の説明を見てください)。

バイナリの編集

5. コンピュータを再起動する

内容解説

左ctrl   00 3A
CapsLock 00 1D

00 00 00 00 00 00 00 00 ; header version[4byte]  flags[4byte]
03 00 00 00             ; エントリ数(terminateを含んだ数)
3A 00 1D 00 1D 00 3A 00 ; (3A 00 -> 1D 00) (1D 00 -> 3A 00)
00 00 00 00             ; terminate (終了)

たとえば従来の「Ctrl」キーも残しておきたいのであれば、以下に変更することで可能です。

(ただし、「Caps Lock」キーは無くなります。)

バイナリの編集

intel CPUはリトルエンディアン(これを最下位のバイトから順番に記録/送信する方式)なので、次のようにひっくり返して書き込んで下さい。

バイナリの編集

他のキーコード(106キーボードの場合)は以下のとおりです。

キー キーコード
ESC 00 01
TAB 00 0F
CapsLock 00 3A
左Shift 00 2A
右Shift 00 36
左Alt 00 38
右Alt E0 38
左Ctrl 00 1D
右Ctrl E0 1D
PrintScreen E0 37
上矢印 E0 48
下矢印 E0 50
右矢印 E0 4D
左矢印 E0 4B
Insert E0 52
Delete E0 53
Home E0 47
End E0 4F
PageUp E0 49
PageDown E0 51
左Win key E0 5B
右Win key E0 5C
application E0 5D
PAUSE 00 45
ScrollLock 00 46

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