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究極の先祖探し「遺伝子解析法」

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たとえ発祥地まで行き着いたとしても、初代の親が当然いるはずです。

制度上の初代ではなく、人間として本当の先祖はいったいどこからきたのか、それを知る手がかりは皆無と言ってよいでしょう。

ところが、血のつながりを遥か古代にさかのぼり、究極の先祖を探す唯一の方法があります。

それが遺伝子解析による方法です。

遺伝子解析

親から子への受け継がれる遺伝子は、代々伝えられる間に徐々にその構造が一定のペースで変化するという特徴があります。

複数の人の遺伝子を比較すれば、それらの人々の共通の先祖がいつごろ生きていたのかを推定できます。

この方法を使い、人類共通の祖先が約20万年前にアフリカで暮らしていた女性だとする「ミトコンドリア・イブ」説が1987年にアメリカの研究者によって発表されました。

同様の手法を使って、オックスフォード大学のブライアン・サイクス教授は、人種別に35人の共通の先祖を特定しており、アジア人共通の先祖も判明しています。

これを教授は「イブの娘たち」と形容しています。

サイクル教授とオックスフォード大学が調査を有料で行う会社を設立しており、遺伝子解析による先祖探しが一般的になりつつあります。

日本でも身近になってきた遺伝子検査

病気の発症には遺伝要因が約30%、生活習慣などの環境要因が約70%影響していると言われています。

このため約3万円程度で、遺伝子検査をしてくれるサービスが増えています。

手順としては、検査したい項目によって検査キットを申し込み、キットが届いたら自分の唾液を採取して返送するというだけのものです。

これにより、10~20万年前から続く、あなたの祖先のルーツを辿ることが可能です。

例は、DeNAライフサイエンスが運営する「MYCODE」の検査キットを使った結果です。

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日本人の多くは10タイプの「ハプログループ」に分類されます。

ハプログループというのは人間の細胞内の「ミトコンドリア」と呼ばれる小器官のDNAの多型を用いて遺伝的に分類されるグループのことです。

見知らぬ外国人から親戚連絡もある

遺伝子検査のサービスの中には、遺伝情報の開示を許諾すると、利用者内で血縁関係が近い人を教えてくれるサービス(DNA Relatives)などもあります。

例)23andmeの検査キット

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一番関係が近い人が3-4cousinであれば、曾祖父さんぐらいで繋がっている可能性があります。

実際に、アメリカ人から親戚申請があり互いに先祖を遡ると5代前で繋がっていたと分かった人もいます。

このように、遺伝子技術の進歩によって、自分が受け継いでいる過去の歴史に手軽にアクセスできる時代になっています。

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