現在、ネットを利用した「振込み詐欺」が多数発生しています。
今までは「SPAM メールは無視が一番です。」と言われてきましたが、これは良い考えとはいえません。もしも受信者が何もしないのなら、スパムを抑制する要因が何もありません。
少なくとも、その業者が摘発されれば、その業者からのSPAM メールは届かなくなります。まずは、以下のことを確認しましょう。
未だ、知っている方が少ないのが現状ですが、次の内容は改ざん可能です。
メールを選んで。
必要な情報は、上記のメール内容では確認できません。「ヘッダ」情報を公開するようにしましょう。
ヘッダーとは、そのメールがどのような経路を通って配信されたのかを表示するメールの見出し部分のことです。
X-Apparently-To: Return-Path: 一番最後にメールを受け取ったSMTPサーバ Received: メールを受け取ったサーバが付ける情報 Message-ID: メールを1通1通区別するための文字列 From: 書いた人のアドレス To: 送り先 References: 元メールのReferences:とMessage-Id:の中身を全部つける Subject: メールの主題や要旨 Date: メールを送信した時間 MIME-Version: 本文がMIMEに沿っていることを示す Content-Type: 本文やMIMEによって分割した部分のの形式 Content-Transfer-Encoding: どんな方法でエンコードされたか X-Priority: メッセージが高、通常、低の重要度かどうか X-Mailer: メールソフトの名前やバージョン番号 Content-Length: 本文の長さ (空行)本文
この中で、唯一 正しいと考えられる情報は「Received」の最初の情報のみ(赤字)です。それ以外は改ざん可能であり、意味を持ちません。
この情報より「 OCN 」の契約者、もしくは「 OCN 」とネットワーク接続を契約している他プロバイダの契約者であることが確認できます。