「RealVNC」は、パソコンを遠隔操作するソフトです。
操作対象のパソコンにサーバー、操作するパソコンにクライアント(ビューワ)をインストールし、 クライアントからサーバーにアクセスすると、サーバーをクライアントから操作できるようになります。
Windows XPが搭載する「リモートデスクトップ」と同じような昨日を提供するわけです。 「Free Edition」は通信暗号化などの機能を削除した無償版です
VNC の入手先 参考ページ
DownloadページからLinux x86版のtarボールを入手し、展開します。
まずはVNCサーバー側でサーバープロセス制御スクリプトである「vncserver」を実行します。
$ vncserver You will require a password to access your desktops. Password: (パスワードを入力します。表示されません。) Verify: (確認のためもう一度入力します。表示されません。) New 'X' desktop is seisyuu:1 Creating default startup script /home/fenjin/.vnc/xstartup Starting applications specified in /home/fenjin/.vnc/xstartup Log file is /home/fenjin/.vnc/seisyuu:1.log
初めてvncserverを起動したときのみ、パスワードを要求します。
「New 'X' desktop is seisyuu:1」に注目してください。コロンに続く整数値が、VNCサーバープロセスが利用するディスプレイ番号です。
VNCサーバープロセスを終了するには、vncserverを「-kill :ディスプレイ番号」というオプションをつけて実行します。
$ vncserver -kill :1 Killing Xvnc process ID 1707
「-kill」とコロンの間にスペース一個入ることに注意してください。
サーバープロセスの確認ができれば、次はクライアントです。「vncviewer」を実行します。
$ vncviewer localhost:1 VNC viewer version 3.3.7 - built Feb 28 2003 18:25:22 Copyright (C) 2002-2003 RealVNC Ltd. Copyright (C) 1994-2000 AT&T Laboratories Cambridge. See http://www.realvnc.com for information on VNC. VNC server supports protocol version 3.3 (viewer 3.3) Password: VNC authentication succeeded Desktop name "fenjin's X desktop (seisyuu:1)" Connected to VNC server, using protocol version 3.3 ...
「ホスト名:VNCサーバー側のディスプレイ番号」というオプションです。