日本人のノーベル賞受賞者

スウェーデン化学者のアルフレッド・ノーベルの遺産を、 彼の遺志に基づき設立されたノーベル 財団から「人類の福祉に最も貢献した人々」に送られる賞。
当初「物理学」 「化学」「生理学・医学」「平和」の5部門だったが、 後に「経済学賞」が加わりの6部門となった。授賞式は毎年、ノーベルの命日 に当たる12月10日に行われる。受賞者には賞状と金のメダル、賞金が贈らる。

日本人の「世界で最も名誉ある賞」受賞者

受賞年
名前
部門
受賞理由
1949年
湯川秀樹(ゆかわ・ひでき)
物理学賞
陽子と中性子との間に作用する核力を媒介するものとして、中間子の存在を予言
1965年
朝永振一郎(ともなが・しんいちろう)
物理学賞
「超多時間理論」と「くりこみ理論」、量子電磁力学分野の基礎的研究
1968年
川端康成(かわばた・やすなり)
文学賞
人生の哀歓の幻想と美をみごとに描いた『雪国』及び『伊豆の踊子』・『千羽鶴』・『山の音』など
1973年
江崎玲於奈(えさき・れおな)
横浜薬科大学長
物理学賞
半導体・超電導体トンネル効果についての研究、エサキダイオードの開発
1974年
佐藤栄作(さとう・えいさく)
平和賞
国を代表して核兵器保有に終始反対し、太平洋地域の平和の安定に貢献
1981年
福井謙一(ふくい・けんいち)
化学賞
「フロンティア電子軌道理論」を開拓し、化学反応過程に関する理論の発展に貢献
1987年
利根川進(とねがわ・すすむ)
米マサチューセッツ工科大教授
医学生理学賞
「多様な抗体遺伝子が体内で再構成される理論」を実証し、遺伝学・免疫学に貢献
1994年
大江健三郎(おおえ・けんざぶろう)
文学賞
「個人的な体験」など、個人的な題材を掘り下げることで現代の人間の様相を描いた
2000年
白川英樹(しらかわ・ひでき)
筑波大名誉教授
化学賞
「伝導性高分子の発見と開発」を行い、分子エレクトロニクスの開発
2001年
野依良治(のより・りょうじ)
理化学研究所フェロー
化学賞
「キラル触媒による不斉(ふせい)水素化反応の研究」、有機化合物の合成法発展に寄与
2002年
小柴昌俊(こしば・まさとし)
東京大特別栄誉教授
物理学賞
素粒子ニュートリノの観測による新しい天文学の開拓
2002年
田中耕一(たなか・こういち)
島津製作所シニアフェロー
化学賞
生体高分子の同定及び構造解析のための手法の開発
2008年
南部陽一郎(なんぶ・よういちろう)
物理学賞
素粒子物理学における自発的対称性の破れの発見
2008年
小林誠(こばやし・まこと)
高エネルギー加速器研究機構特別栄誉教授
物理学賞
小林・益川理論とCP対称性の破れの起源の発見による素粒子物理学への貢献(6種類のクォークを予言)
2008年
益川敏英(ますかわ・としひで)
名古屋大特別教授
物理学賞
小林・益川理論と
CP対称性の破れの起源の発見による素粒子物理学への貢献
2008年
下村脩(しもむら・おさむ)
米ボストン大名誉教授
化学賞
緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見と生命科学への貢献
2010年
鈴木章(すずき・あきら)
北海道大名誉教授
化学賞
有機合成のクロスカップリング反応を開発
2010年
根岸英一(ねぎし・えいいち)
米パデュー大特別教授
化学賞
クロスカップリングの開発
2012年
山中伸弥(やまなか・しんや)
京都大教授
医学・生理学賞
iPS細胞の開発
2014年
赤崎勇(あかさき・いさむ)
名城大終身教授
物理学賞
青色発光ダイオードの発明
2014年
天野浩(あまの・ひろし)
名古屋大教授
物理学賞
青色発光ダイオードの発明
2014年
中村修二(なかむら・しゅうじ)
米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授
物理学賞
青色発光ダイオードの発明
2015年
梶田隆章(かじた・たかあき)
東京大教授
物理学賞
ニュートリノ振動の発見
2015年
大村智(おおむら・さとし)
北里大特別栄誉教授
生理学・医学賞
熱帯感染症の特効薬開発

スウェーデン王立科学アカデミーは、2015年のノーベル物理学賞を、謎の多い素粒子ニュートリノに質量があることを突き止めた梶田隆章所長ら2人に贈ると発表。

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