ネットブックを電子辞書化する一環としてWikipediaをローカルで動くようにしたので記載する。
「EPWING辞書に変換する」「しない」の2通りの方法がありますが、今のところ長短があります。
長所:
短所:
長所:
短所:
wikipedia-fpw を「D:\WikipediaEPWING」にダウンロード
http://ikazuhiro.g.ribbon.to/dic/files/wikipedia-fpw-20090126-src.tar.gz
ウィキペディアの元データをダウンロード。
cygwinを起動。
# wikipedia-fpw をダウンロード(最新を取ってきてください)
wget http://ikazuhiro.g.ribbon.to/dic/files/wikipedia-fpw-20090126-src.tar.gz
# wikipedia-fpw を解凍
tar zxvf wikipedia-fpw-20090126-src.tar.gz
# ウィキペディアの元データをダウンロード
wget http://download.wikimedia.org/jawiki/latest/jawiki-latest-pages-articles.xml.bz2
# ウィキペディアの元データを解凍
bunzip2 -v jawiki-latest-pages-articles.xml.bz2
# 解凍してできたファイルを「wikipedia.xml」変更
mv jawiki-latest-pages-articles.xml wikipedia.xml
# wikipedia.xml を wikipedia-fpw のディレクトリに移動
mv wikipedia.xml wikipedia-fpw-20090126/
# wikipedia-fpw のディレクトリに移動
cd wikipedia-fpw-20090126
その後、
fpwmake を実行
fpwmake
この間に「wikipedia-fpw」フォルダの中身の「wikipedia-fpw.conf」をエディタで開き下記のように変更します。
'enable_math' => 1, を 'enable_math' => 0,
「fpwmake」の終了は非常に時間がかかります。マシンスペックによって1時間程度~数日ぐらいかかります。
# fpwmake catalogs を実行
fpwmake catalogs
# fpwmake package を実行
fpwmake package
完成したファイル「wikipedia-fpw-20090126.zip」を解凍します。
EBWin Unicode版を、Windows上でEPWING辞書を閲覧・検索するためにダウンロード。
http://www31.ocn.ne.jp/~h_ishida/EBPocket.html
EBWinの「ファイル」→「辞書の追加」を選択。
「wikipedia-fpw-20090126.zip」を解凍してできた「WIKIP\CATALOGS」を選択。
下記よりWikiTaxiをダウンロード。
http://www.wikitaxi.org/delphi/doku.php/products/wikitaxi/index
ウィキペディアの元データをダウンロード。
WikiTaxi_Importer.exeを実行して、ダウンロードした「jawiki-latest-pages-articles.xml.bz2」を指定します。
taxiファイルを作りたいフォルダ、ファイル名を指定して数10分でtaxiファイルが作られます。
WikiTaxi.exeを起動して「Options」から「Open * taxi Database..」を選択、taxiファイルを指定すると完了です。
毎回、起動時にtaxiファイルを指定したくない人は、WikiTaxi.exeのショートカットを作ります。
次にショートカットの右クリックに「プロパティ」を選び、「リンク先」を次のように指定します。
WikiTaxi.exeパス taxiファイルのパス
これで、毎回taxiファイルを指定する必要はなくなります。