インターネットで公開されている情報をキーワードなどを使って検索できるWebサイトを「検索エンジン」と言います。
日本だけでも多くの「検索エンジン」がありますが、自分の欲しい情報を見つけ出すためにも、「検索エンジン」を有効に利用しましょう。
検索エンジンには大きく分けて次の2 つがあります。
登録されたWeb ページをカテゴリごとに分類している検索エンジンのことをいいます。ディレクトリ型では、登録申請のあったサイトを人の手で的確なカテゴリに分類して登録してきます。有名なものにYahoo! JAPAN があります。
ロボット型検索エンジンとは、自動巡回プログラム(「スパイダー」や「クローラー」などと呼ばれています)がインターネット上にあるホームページデータを自動収集しデータベース化している検索エンジンのことをいいます。有名なものに、gooやInfoseek、Googleなどがあります。
最近ではこの2 つの検索方式をサポートした検索サイトが増えているため、あまり意識する必要はありません。
検索エンジンでは様々な方法で利用者が活用できるように検索方法を何通りも用意しています。
豊富なWeb ページから検索できる半面、期待した結果とは異なる内容のページが大量にヒットしてしまうことも少なくありません。
具体的な検索の方法を見ていきましょう。
例えば、どのように「名前」を探しますか?
という検索キーワードは好ましくありません。なぜなら「キーワード検索」では入力した文字列が含まれるサイトを見つけ出すためです。
上の例では、「金太郎の実際の名前は、・・・」などの書き方をしているサイトは探すことができません。(注意1)
では、今度は次のように入力し、検索してみましょう。
今度の例では、「金太郎」「名前」それぞれが文章中にある場合に検索で見つけることが可能です。
しかしながら、これでは検索数が多い過ぎて絞り込めていない問題点があります。「金太郎の故郷の名前」や「金太郎飴の正式な名前」など、全く関係無い内容もヒットしてしまうからです。
検索エンジンでは、自分が金太郎について記述するならば、どんな表現を用いるかなどを想像しながら、検索を絞りこむことが重要となります。
ちなみに今回の例では、以下の検索キーワードは正解だと言えるでしょう。
同様に別の例を示せば、「アーティスト○○の最新の曲△△の歌詞」が知りたい場合、
ではなく、ある部分の歌詞が「輝きはじめる」であれば、
と検索する方が、より必要な情報が見つかると思います。
(注意1) ただし、最近では自動的に頻繁に使われる言葉や文字を検索エンジンが排除する機能を持っており、「IT 革命」を検索したい場合、「IT」は頻繁語とされ「革命」で検索しようとします。
その他、以下のような「検索オプション」を知っておけば検索を有効に行えると思います。
(検索オプション)
参考:Yahoo! JAPAN
(検索オプション)
AND → 「&」でもOK。 NOT → 「-」でもOKです。
全ての語を含む場合は、"" でくくります。(例)"My name is hogehoge." "日本 国内" など
参考:goo
(検索オプション)
全ての語を含む場合は、"" でくくります。(例)"My name is shirokuro." "日本 国内" など
参考:Google
Google はその他以下のようなサービスがあり、非常に役立つ検索エンジンの一つです。
必要なページのキャッシュがあるので「サイトが見つかりません」というエラーメッセージにイライラさせられることはありません。
またキャッシュ機能を使うと、検索キーワードが「色つけ」されて表示されるため、必要な記事が一目瞭然です。
ニュースグループから記事を検索することもできます。
キーワードを入力して検索を行うと、ヒットした画像ファイルがサムネイルで表示されます。
検索件数の変化がグラフで表示されたり、検索キーワードの上位10 件をPDF ファイルでダウンロードできます。
参考:Zeitgeist
Google ツールバーをインストールすれば、アクセスしたウェブページのページランクをリアルタイムで測定することができます。
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