オセロプログラムと人間はどっちが強いのか?ロジステロとの戦い

タイトル:オセロプログラムと人間はどっちが強いのか?ロジステロとの戦い

このサイトでは、C言語でのオセロ(リバーシ)のプログラム開発方法を解りやすく説明しています。初級者、初心者でも作れるオセロ実装のコツが満載です。

チェスの世界チャンピオンとチェスの最強ソフト「ディープブルー」との対戦を覚えているでしょうか? 最近ではチェスに限らず囲碁や将棋などでもソフトの開発が進み、パソコンや家庭用ゲーム機でその強さを十分に感じることができます。

Logistello(ロジステロ) VS 村上健7段

リバーシ(オセロ)は他のゲームに比べてルールが単純 (一手における選択肢の幅が狭く、最大でも60手で終了する) なので、強いソフトを作りやすく、コンピューターはすでに人間を超えたといわれていました。しかし、正式にリバーシ(オセロ)の世界チャンピオンとコンピューターが対戦したことはなく、人間の強豪プレーヤー達はコンピューターの挑戦から逃げているのだと思われていました。

これを聞きつけた麻布学園の英語教師、村上健先生 (現在九段)は憤慨し、挑戦されればいつでも受けてたつことを宣言。そして1997年8月、村上先生が初めて世界チャンピオンとなったとき(当時七段)アメリカで、最強のリバーシ(オセロ)ソフト「ロジステロ」との対戦が実現しました。

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「ロジステロ」は、スーパーコンピューターで動くチェスの「デイープブルー」と違い、家庭用のパソコンで動きます。そのため「ディープブルー」が一秒間で2億手読むのに対して、「ロジステロ」は最大一秒間に48万手読みます。 しかし、それでも「ロジステロ」は最後の26手を6分で完璧に読み、勝敗を判断できます。しかも「ロジステロ」は序盤の20手を過去の膨大な棋譜の中から定石として記憶し、悪手を打ちません。

つまり人間は全60手のうち、序盤の20手と終盤の26手を除いた中盤の14手でコンピューターに形勢で勝ち、なおかつ残りの26手で全て最善手を打たなければならないのです。また、「ロジステロ」は棋譜や自分自身との対戦で24時間学習し続け、時間とともにどんどん強くなっていきます。

この対戦は全部で6回戦行われ、その全てで「ロジステロ」は勝利し、村上健先生は一矢報いることすらできませんでした。

村上健さんは「私が生きている間、努力を続けても追い付かないほど『ロジステロ』は強いと思った。人間には手が届かないところにいってしまっている」(朝日新聞夕刊)と言ったとか。「自分のほかにも強いプレーヤーはいるが、彼らが当たっても勝つのは無理ではないか」(毎日新聞夕刊)ともコメントしたようです。

追記

村上先生の6連敗という結果はあまりに予想通りでしたが、問題は他にありました。

「ロジステロ」との対戦に臨んだ村上先生は、対「ロジステロ」用に特に対策を練るわけでもなく、当日の体調の管理も怠り、さらには研究してもいない新手を対戦中に見せ、惨敗するという有り様でした。

当然、周囲はこの対戦を「人間代表vsコンピューター代表」として見ていたわけで、村上先生が対戦で見せた態度はとうてい納得のいくものではありませんでした。まして、テレビでも取り上げられ、「リバーシ(オセロ)の世界チャンピオン、コンピューターに6連敗」なんてニュースが流れ、何も知らない人が聞いてどう思ったか・・・。当の村上先生も勝てるとは思っていなかったらしいのですが、勝てる見込みもないのに挑戦を受けたことも「人間代表」という意識の無さを表しています。

敗れたにもかかわらず賞金を受け取った村上先生は、その賞金でアメリカを観光し帰国。後にこの対戦は、一部のオセラーからの非難を生み、学校では生徒の笑いの種になったのでした。

Logistello(ロジステロ) VS 冨永健太7段

オセロで世界最強のパソコン用ソフト「ロジステロ」と元日本チャンピオン、冨永健太氏(当時24歳)の2番勝負が2002年5月14日、千葉市で始まったコンピューター関連の国際会議で行われました。

結果は接戦ながら冨永氏の2敗。冨永氏は「奇妙な手を指すと感じたが、最後にはそれが効いた」と脱帽したそうです。

1局目、●「Logistello」38対○「冨永健太」26で「Logistello」の12目勝ち

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追記

冨永氏は、日本オセロランキング7位のランカーであり、日本を代表するオセロプレイヤーです。

「中盤はよいと思っていたのですが、うーん、強いですね」というのが、対局を終えたばかりの冨永氏の第一声でした。

この試合の結果は分かりきったものでしたが、実際に負けてしまうと会場の内外にいた人たちは、みな、ひどく言葉少なになっていました。2局目は、冨永氏の気力が萎えたのか、序盤から負け戦的な展開になっていました。

一方ロジステロはこのときは、終盤で毎秒180万局面を読むレベルに達していました。開発したマイケルブロは「もっと強くしてロジステロに博士号を取らせるのが夢」だと話しているそうです。

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