次のウェブ・検索エンジンのUXを考える 2011年版
Ustreamに上がっていたので見ました。
ブレスト(ブレーン・ストーミング)とは?
簡単なブレストの進め方は次のとおりです。
- 1) まず最初に「今の世界・技術はこうだよね」を出す・話し合う
- 2) 今の世界の中で「どこを解決する議論をするか?」をチームの中で決定する
- 3) アイデアを出しあう。ふざけたぐらいのネタでよい。ノリを重視。否定はしない
- 4) 技術的に出来るかどうかは二の次で、ダブったアイデアは削除していく
お題「新しい検索方法を考える」
- 「○○が欲しい」という要求は、必ずしも言葉で表せないことがある
- 「画像」「映像」は言葉で探しにくい
- 既知の除法は探せるが、未来の情報は探せない。
現時点では「私の未来の旦那さんは?」という質問には回答できません。
メール検索も文字だけで内容検索ができない。
男子の内容
- 漠然に頭にあるものを検索するのが難しい
- 補聴器、帽子、コンタクトレンズが検索エンジンデバイスとなる
- リンク関係による優先度だけじゃなく、年齢や知名度による重み付けが欲しい(100歳の言葉は重みがあるなど)
- 問題は、Notification(おせっかいさ)がどんどんレコメンドされるのを、どうやって排除するか
五感(全てが検索に繋がる)に訴える検索
- 視覚検索(コンタクトレンズで相手の名前が分かる。道を検索すると道に色がついて教える)
- 匂い検索(初恋の女性の匂いを検索)
- 口ずさみ検索、鳥の鳴き声検索
- 形状変化により感触を感じる検索
表現し難いものは、簡単な絵を書けば検索できるなど。
行動履歴を利用したパーソナライズの検索・レコメンドサービス
家電にコンピュータが内蔵され、冷蔵庫などに保存された情報を利用して個人のニーズに合わせたレコメンドサービスを行う
検索エンジン「スーパーおかん」
究極のおせっかい検索エンジン。レコメンドや世話焼き検索を行うなど
女子の内容
- 自分が知りえなかった新しい情報を受動的に知りたい
- 既知の情報の中で自分にピッタシの情報を知りたい
今までの「多くの情報から単に抽出する」方式ではなく、「深い情報を徹底的に掘って情報をパーソナライズ化する」方式を行なって欲しい
空気を読めるコンセルジュ(ドコモの渡辺謙)
- 小さい頃からの情報を全てコンセルジュが記憶。ネイティブロギング
- 別々のコンセルジュ同士も繋がり、近所のコンセルジュから情報を取得
渡辺謙というよりも、地元のタバコ屋のオバさんのようなヒューマンタッチのデバイス
自分が知りえなかった情報をレコメンド
- 感情とか天気、体温を読み取り聞きたい曲を提案してくれる
- 名刺をファイルに入れただけで、名刺のデータベースになる
- 個人IDとPOSコードが一致して、自動的に家計簿ができる
- 既に保有している漫画かどうかを教えてくれるなど
リスト表示ではなくて、ビジュアライズ
GoogleMapのような形で、情報源、反対意見が一度に表示される
「赤くて」「丸くて・・・」というような曖昧検索
- 関連性をビジュアライズ化して表示する(宇宙のチリのような感じ)
- リアルタイムに検索結果を絞れる
- 表示された結果が違えば「これは違う」などと指定できるなど
オススメ書籍
未来のUXを理解する上でオススメの書籍を紹介します。
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