人工象牙・人工ベッコウ製作!?
「酒井理化学研究所」の「酒井弥博士」が発見した、人工象牙・人工ベッコウ製作を載せておきます。
※2004年11月6日、酒井弥氏(享年68歳)は逝去されています。
(1)ビールによる「ベッコウ」製造方法
次のものを用意します。
1. ビールの泡
2. インスタントコーヒー
3. ガラス板
4. 電子レンジ
作り方
- 1. ビールの泡だけを集めて2~3日放置する。
- 2. 乾いたやつを砕いて、電子レンジで1分間加熱。
- 3. 飴状になったところでインスタントコーヒーの粉を加えてガラス板ではさむ。インスタントコーヒーの粉が面白いパターンを出してくれるとグット。
これが固まると人工ベッコウになるそうです。今、ベッコウのもとになる海亀は数が減っているので捕獲できず、ベッコウの代用品が求められているが、これで解決できるかもしれない?
2002年にNHKのテレビ番組で紹介された「ビールの泡とインスタントコーヒーの粉末で人工ベッコウを作る方法」も載せておきます。
- 1. お皿の上に背の低めのコップを載せ、高い場所からビールをコップに注いで盛大に泡を出し、お皿に泡がたまるようにする。
- 2. コップを取り除き、皿の泡を数週間(3週間くらい?)ほど放置して固まるのを待つ。
- 3. 固まったらはさみ等で小さく細切れにし、鍋などで煮る。
- 4. どろどろになったらガラスなどのつるつるしたところに、クレープのように広げる。
- 5. (このままでもいいんでしょうけど)インスタントコーヒーを溶かしたものをスプーンで広げたクレープ上のものの上から適当に注ぎ、べっ甲のような模様を作る。
- 6. 再度放置して、固まったら好きな形に加工する。
※ただし、一般の人が行うと数日するとビールの泡が消え、うまくいかないようです。
(2)人工象牙製造方法
次のものを用意します。
- 1. 卵1個
- 2. 牛乳
- 3. 炭酸カルシウム
- 4. 酸化チタン(白絵の具の材料)
- 5. ガラス板
- 6. ミキサー、
- 7. オーブン(温度調整ができるもの)
作り方
割った卵をからごと
牛乳少々
炭酸カルシウムを大さじ3杯
酸化チタンを少々
- 2. ミキサーでよくまぜます
- 3. ガラス板にはさんで形を整えます
- 4. オーブンで90℃、6時間保ちます
人工象牙のできあがり!象牙も供給に問題があり、マンモスの化石を使ったりするなど色々苦労しているが、これで問題解決!?
ただ、他の人が試すとTV番組でのように簡単には作れないようです。
参考
TBS「コロンブスのゆで卵」1996.10.22放送
その他参考
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