不動産投資の利回りについて考える
不動産投資には入居者リスクもあるので、他の投資商品よりも優れているとは言い難い。
平均利回り推移(2010年~2011年)
区分マンションの平均価格を見ると、ゆっくりとかつ確実に下がっています。一棟マンションも下がっています。
不動産投資のリスク
借り手がいなくてそのスペースを遊ばせていたら、一銭のお金にもなりません。だから物件が遊ばないように販促をかけ、そのスペースの魅力を高めて、リピーターを確保していく必要があります。
これは、スペースを広告で埋めていく雑誌やインターネットの事業とそっくりです。
間違っても広告にあるような「必ず儲かる」式の言葉を真に受けたり、業者の口車に乗せられて安易に投資用マンションを買って、わずかな利回りで運用しようと思ったりしないことです。
リスクは次のとおりです
- (1)借り手がつかないリスク
- (2)賃料の値引きを要求されるリスク
- (3)建物が倒壊するリスク
- (4)借入れ金利が高騰してしまうリスク
- (5)償却が終了し、マイナスキャッシュフローになるリスク
住宅市場はすでに供給過剰です。
これから人口がどんどん減れば、空き屋が増えてきます。もちろん値段も下がります。
住宅ローンを支払い終わった頃に、家の価値がゼロになっている。そんな悲劇が訪れる可能性はあります。
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