副業収入でどれだけ稼げば上級者?レベル分け一覧
副業の平均収入は「4.3万円」。日本人の本業平均収入は「430万円」程度です。
これらのデータから次のようにレベル分けをしてみました。
レベル | 収入額 | コメント |
---|---|---|
プロ | 61万円以上 | 税率20%レベル |
コーチ | 36万円~60万円 | 家族が少しゆとりある生活ができる |
サブコーチ | 26万円~35万円 | 平均給与水準 |
上級 | 17万円~25万円 | 大卒初任給と同水準。税収10%レベル |
中上級 | 8.4万円~16万円 | 生活保護と同水準。192万円以下/年 税収 5% の上限 |
中級 | 4.4万円~8.3万円 | 基礎年金と同水準。アルバイト平均収入以上。100万円以下/年 |
初中級 | 1.5万円~4.3万円 | 小遣い水準。確定申告で税収 5% が必要 |
初級 | 5000円~1.6万円 | 20万円以下/年。確定申告が不要 |
入門 | 1600円~5000円 | アフィリエイターの77.2%はここ |
一日体験 | 1500円未満 | 単にリンクを貼ってみただけ |
なお、一般的に副業には「アルバイト」も含まれますが、ここでのレベル分けは「広告収入」「ポイント(Tポイント、楽天ポイントなど)」「株式投資・FX」などの不労収益を意味します。
体験者レベル 1500円未満
単に「アフィリエイトのバナーを貼ってみました」という方に多いレベルです。
アンケートでポイント稼いだり、クリックでポイントを稼いで誰でも1000円/月程度は貯まります。
ですが適性がありません。これならアルバイトをした方が良いかもしれません。
初心者レベル 1600円~5000円未満
MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)のアフィリエイトに関する実態調査によれば
アフィリエイターのおよそ77.2%は毎月1,000~4,999円程度しか稼げていない
とのことです。
このレベルの傾向
初心者レベルの方には次のような傾向があります。
- 初めてから多くの期間が立っていない
- 「儲かればラッキー」という考えの持ち主で、副業に関する知識が全くない・自分の考えがない
まずは「自分のサイトのアクセス数を増やす」「売れる商品を探す」「サイトの作り方を学習する」から始めましょう。
入門者レベル 5000円~1.6万円
月に安定した振込収入は得られるが、まだ確定申告が必要でないレベル(年20万円以内の場合には「確定申告は不要」)です。
このレベルの傾向
アフィリエイトや広告収入などは大抵5000円以上、1万円以上の儲けがないと振込をしてもらえません。このため、
- 毎月一定の収入が振り込まれるようになり、副業が楽しくなっている
- 副業に関する知識もある程度身についており、自分の得意な分野や儲け方が分かり始めた
などの傾向があります。
初中級レベル 1.5万円~4.3万円
この収益は「学生が週2程度でアルバイトをした月給」「家庭内で頑張った場合の節約費」とほぼ同じです。
確定申告が必要なレベルであり、税率 5% が徴収されます。申告手続きは「白色申告」で十分なレベルです。
このレベルの傾向
- 「青色申告書」の書き方や「節税方法」に興味を持ち始める
- ある程度のノウハウを十分に持っており、常日頃 収入アップのアイデア探しに飢えている
- 小遣い程度の稼ぎがあるため、心に多少の余裕が生まれる
などの傾向があります。
副業の平均収入の「4.3万円」を超えるには もう少しです。ですが、このレベルから抜け出すのは一番大変です。
中級レベル 4.4万円~8.3万円
この収益は「学生が一生懸命アルバイトをした月給」とほぼ同じです。
収入が年間で100万円近くになり、「青色申告」を申請して65万円の控除を受けるべきレベルです。
アフィリエイトもブログもせっせと更新すれば、月々5万円前後ぐらいは稼げるかもしれません。
ですが、既存の教材を売ったり、人が作った仕組みに乗ったりしてやってると、このレベルが限界でしょう。
この壁を超えるには自分で売る仕組みをつくり上げるか、他の人が扱っていない商材を売る必要があります。
このレベルの傾向
- 個人事業主に興味を持ち始める
- 自分なりの収入を得るノウハウを持っており、何が儲かるか?何が儲からないか?をある程度理解している
このレベルで満足する人も多い一方、更なる収益に向けて向上心がある人も多いレベルです。
中上級レベル 8.4万円~16万円
年192万円以内でギリギリ 税率5% の範囲です。
この収益は「都内の家賃相場」「パートの月収」「生活保護で支給される額」とほぼ同じです。
このレベルになると個人事業主となる人が多く、出版社から取材を受けたり小さなセミナーの講師として呼ばれたりすることもあります。
このレベルの方は特定の卸売業者と契約したり、お客さんからレア物を買い取る仕組みを持っていたり、独自の仕入先を海外から見つけるなど、他の人が扱わない商材を入れる努力をしています。
また、既存のオークションサイトを利用しないで自分のネットショップを立ちあげて売るという工夫をしている人もいます。
上級レベル 16万円~25万円
高校・大学卒業の初任給レベルです。
このレベルになると、時間単価を上げるとか人や事務所に投資してビジネスの仕組みを作り上げている場合が多いです。
たとえばアルバイトを雇ってビジネスを回し、自分はサラリーマンの仕事だけをやるなどです。
「アルバイトへの支払いがもったいない」と最初は人に任せるのに抵抗があるはずです。起業マインドのある方は、アルバイトへ支払う投資をするため、ビジネスとして成長しさらなる収益に繋がります。
売上の10%~20%ぐらいを広告宣伝費にさけばビジネスとして成長します。
Googleアドセンスの副収入だけで、このレベルに達する人はほとんどいません。
サブコーチレベル 20万円~35万円
30歳までの一般職平均給料レベルです。
本職を辞める人も多く、副業+新たにやりたい事で食べて行けます。
コーチレベル 35万円以上
日本の平均給料以上レベルです。「法人登記」を行い会社設立を視野に入れるようになります。
本職を辞めている人が多く、アルバイトなどを雇い副業を生業にしていることもあります。
プロレベル 60万円以上
月に60万円を超えれば税率20%以上となります。
節税方法にによって一概には言えませんが、売上が年間800万円以上ならば法人化した方が税制上得になるとよく言われます。
取引先との関係、お客さんからの信頼性、節税対策などによりメリットとデメリットを総合して判断しましょう。
法人化のメリット
- 取引先の幅が広がる
- 顧客の信頼が増す
- 給与所得控除を利用できる
法人化のデメリット
- 税務申告に手間がかかる
- 余分な税金が増える
- 諸経費が法人価格で割高になる
オススメ書籍
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