サイトのクリック平均率を上げる方法
広告の配置場所とクリック率の関係ですが、配置場所によってはほとんどクリックされないこともあるため、研究の余地が相当あります。
クリック平均率を上げる
広告形態の性質上、どのように広告を配置しても、クリック平均率が10% = 0.1 を超えることはまず無いでしょう。これ以上クリック率が高いとおそらくGoogleから警告がくるでしょう。
しかし、クリック平均率が「1%~5%程度」の方は改善できる事が多数あります。
広告の配置方法を変える
一番クリックされる率が高いと言われるのが「336×280サイズ」の広告です。
本文の始まる上部に配置
クリック率は大幅な上昇傾向が見られます。
タイトル・本文も同時に見えることとなるため、長い時間、閲覧することが予想されます。
広告を本文の文章の下部左側に配置した場合
現状では最もクリック率が高くなります。
ただし、あまり長い本文だと最後まで読んでもらえないこともあります。
本文の短いサイトに適用されるのが良いでしょう。
この配置のポイントは、広告を本文にできるだけ溶け込ませ、目立たないようにすることです。
広告を本文に合わせ文章途中に配置した場合
クリック率を高める最善の策です。
多くのサイト運営者の検証結果を確認しても同じような意見となっています。
広告は表示順位が設定されているものがあり、複数表示した方が色々な広告が表示され、クリックされる可能性が高くなります。
文字の色を変える
BingのユーザーエクスペリエンスマネージャーであるPaul Ray氏は、複数の色合いの中から特定の青色(#0044CC)を選ぶことで、広告クリック数の増加やユーザー関与の増大により、年間売上高が8000万ドル増加した。 「Bing」の検索リンクが青い理由--マイクロソフトが配色決定の裏側を説明 翻訳校正:編集部 2010年03月18日 13時13分
その色は
#0044CCだそうです。
ちなみにもっともクリックされやすいフォントは
Arialだそうです。
因みに、これはGoogleが設定しているデフォルトの広告の色に非常に近いようです。
テキスト広告とイメージ広告を表示する
バナー広告、もしくは広告のようなものが掲載されているスペースにユーザーの注意が向いていません。
これを「バナーブラインドネス」といいます。
そのため、次のように「テキスト広告」を設定するユーザをよく見かけます。
- イメージ広告はサイトのバランスが崩れてしまいクリック率が低下する
- テキスト広告のようにあまり広告に見えないほうがクリック率が高い
- テキスト広告のほうがバナー広告よりもクリックされコンバージョンも高い
ただし、Googleでは「テキスト広告およびイメージ広告」がクリック単価の上昇が見込めます。
テキスト広告とイメージ/リッチメディア広告の両方を表示する設定にすると、サイトに掲載可能な広告が増え、インプレッション収益(RPM)も高くなります。両方の広告タイプを表示した広告ユニットでは、いずれか一方のみの場合と比べて RPM が平均 118% 高くなるという結果が出ています。 Googleからサイト運営者に送られるメールより
広告位置やサイトの内容によって人それぞれですが、Googleが設定しているデフォルトで一般的にはよさそうです。
番外編
一般的なサイトでは次のように説明している事が多いです。
どんなにホームページを作成しても、全く内容のないページだと(サイトの滞在時間が短いと)収入は無い。
しかしアクセス数の少ないサイトで、内容が充実していないサイトは、アドセンス広告のクリック率が高くなる傾向があると言われています。
内容が乏しいサイトは、得たい情報を得られずに、次のサイトへ移動する手段としてAdsense広告をクリックするのが要因と考えられています。
Adsense系の情報商材ではこの手法を使い「内容が薄いサイトを大量に作成しクリック率を高める」方法が書かれています。
アカウント毎にも単価が存在(スマートプライジング)
キーワード毎にクリック単価が違うのは、ご存じだと思います。高いもの安いものがあります。
Googleが、アカウント毎(アドセンスアフィリエイトをしている個々に)に承認率の統計を取っていて、承認率が高い人ほど「高い単価の広告が出やすい」というようにしております。
承認率というのは、あなたのサイトからアドンセス広告をクリックして、その後に購入に結びついたかどうかや、クリック後のサイト滞在率とも言われてます。
つまり質の低いアフィリエイトサイトに広告を貼られてクリックだけされると、広告主が無駄な経費だけ掛かってしまい、段々Googleを利用しなくなるのを防ぐ為のものです。
この承認率が低いと、アカウント毎の単価が下がり「クリック単価が良い広告」が表示されにくくなります。
オススメ書籍
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