アメリカで携帯電話を契約する
日本では馴染みがありませんが、アメリカでは「テキストメッセージ」を利用して、連絡を取る事が多いです。
日本でいうLINE等のチャットアプリような機能ですが、アメリカでは電話番号を保有していれば標準でテキストメッセージを送る事が可能です。
アメリカの携帯会社BIG4
日本であれば、NTT docomo、KDDI、Softbankなどが有名ですが、アメリカではこの4つが大きい会社です。
- AT&T Mobility
- Verizon Wireless
- Sprint Nextel
- T-Mobile USA
通信方式について
欧州、アジア、オセアニア、アフリカ、北米など80%以上のシェアを占めている、携帯電話の通信規格方式がGSMになります。
日本のNTT docomoとSoftbank、アメリカのAT&TとT-MobileがGSM(W-CDMA)を採用。(3G回線)
海外にも進出しているKDDIと、アメリカのVerizonとSprint NextelはCDMA(CDMA2000)を採用(3G回線)。
KDDIはSprint Nextel、HanaCellはAT&Tのネットワークを利用しています。
AT&TはGSM/UMTS/LTE、T-MobileはGMS/UMTSです。
NVNO(仮想移動体通信事業者:Mobile Virtual Network Operator)
アメリカではすでに10人に1人がMVNO契約者と、月額50ドル以上の大手キャリアとの契約にうんざりしている人も日本同様にいるようです。
電話番号
HeyWireのほかにも似たような無料でアメリカの電話番号がもらえるアプリはいくつかあります。
T-mobile
「2年契約をしたくない」「SIMフリーの携帯を持っている」場合などには便利です。
毎月の支払額に応じて幾つかのプランがあります(SIM購入に$10が最初に必要です)
- Unlimited Nationwide Voice = 無制限国内通話
- Unlimited Nationwide Messaging = 無制限国内テキストメッセージ
- Unlimited Web = 無制限Web利用
プランは毎年色々と変化がありますが、2014年の時点は次のようなプランがあります。
支払額 | 詳細内容 |
---|---|
$50 | first 1GB at up to 4G LTE speeds(毎月1GBまで4G LTE速度、超えたら2Gの通信速度:24~64kbpsで使い放題) |
$60 | first 3GB at up to 4G LTE speeds(毎月3GBまで4G LTE速度、超えたら2Gの通信速度:24~64kbpsで使い放題) |
$70 | first 5GB at up to 4G LTE speeds(毎月5GBまで4G LTE速度、超えたら2Gの通信速度:24~64kbpsで使い放題) |
米国の携帯電話として認識される電話番号もちゃんともらえます。
用語集
Pay-as-you-go
通話料やデータ通信や国際電話が、使った分だけ残高から引かれていくサービス。
Dailyプラン
通話またはテキスまたはデータ通信を一日一回でも使った(発信・着信)場合には、一日幾らの定額(プランによって$1~3)の一定金額が、使った日だけ残高から引かれていくサービス。
Monthlyプラン
毎月定額を支払って、通話/テキス/データ通信のサービスを受けるプラン。プランによって通話可能な分数やテキスト数、データ通信の可・不可やバイト数が違います。
トップアップ/リフィルすると、その金額は一旦残高に入金され、当月の利用開始日にその残高から月の通話料金が自動的に引かれます。
トップアップ/リフィル/リチャージ(Top-up、 Refill、 Recharge)
残高を追加したり、月額料金を支払う行為。
残高 (Balance、Account Balance)
自分のアカウント(電話番号)にトップアップした(支払った)金額で、まだ通信料として適用されていない未使用の金額。
トップアップ・カード/リフィル・カード(Top-up Card、 Refill Card、 Recharge Card)
いわゆる、プリペイドカード。スーパー、ドラッグストア、電気店、百貨店、一部のコンビニで販売されているプリペイド携帯会社毎に販売されている金額カード。
SIMの有効期限
通常は90日でexpireされる。リフィルすると90日延長される。
リフィルの最低金額は$10。
$100 を一度にリフィルするとGold Reward member となり有効期間が365日になる。
その後は、リフィルするたびに有効期間が365日延長される。
Refillの方法
スーパーなどでT-MobileのRefill cardを購入して、スクラッチをはがしてその番号を入力する。
電話のブラウザでT-Mobileのmy accountページを開いて、そこからクレジットカードで購入する。
PCのブラウザでMy T-mobileのアカウントからクレジットカードで購入する。
一番最後の方法はT-Mobileのサービス圏外から可能ですが、My T-Mobileのアカウントはアメリカにいるうちに作っておく必要があります。アカウントを登録するときの仮パスワードはSMSのテキストメッセージで送られてくるからです。
My T-Mobileのアカウントを作っておけば、90日以内にまたアメリカに行く予定ができれば、PCからRefillして有効期間を延ばすことができます。