カード・サイクルカード当て

タイトル:カード・サイクルカード当て

面白いカード当てです。種もパッと見ると分かり難く、カードの当て方もこれだけて完結しています。
但し少々当てるまでに時間がかかるのが難点かもしれません。

現象

ジョーカを抜いた52枚を利用します。
まずカードを1枚引いて覚えてもらい、デッキ(カードの山)の一番上へ戻します。

次にカードをシャッフル(切る)し、デッキを時計回りに「輪」上にして裏向きにテーブルに置きます。

テーブルに輪になったカードから再び好きなカードを相手に選んでもらい、そのカードを表向きにします。

表向きにしたカードから時計回りにカードの数字だけ進み、そこにあるカードを再度表向きにします。

これを繰り返しているうちに、相手のカードが現れます。(図は何回か繰り返した後)

種明かし

カードののデッキのトップ(最上部)に「A」から「K」まで13枚裏向きに重ねておきます。(マークは何でも構いません。)

そして、カードを一番上に戻してもらうことで順番は上から「相手の選んだカード」「A」~「K」となっています。(実際は全て裏向き)

ここで、カードをシャッフル(切る)しますが、この上から「14枚」の順番を狂わさないように軽く切ります。

この後は、「現象」で書いた通り行えば何も考なくとも成功します。

なぜ成功するかと言うと、

  • 輪にした状態で、どのカードを相手が選んでも最後は「A」~「K」の仕組んでおいたカードへ巡回する。
  • 「A」~「K」の仕組んでおいたカードがひっくり返されれば、その数だけ進むと必ず相手のカード。

となるからです。

但し注意事項があります。

  • 「14枚」の形を崩さず、シャッフル出来ない人は、カードの中央近くで上下をひっくり返すだけでも構いません。(これをカットと言います。)
  • 上から13枚のカードを相手に抜かれないようにに、カードを選ばせましょう。

ちなみに、形の変わらないシャッフルを「フォールス・シャッフル」、
相手のカードを当てるのに、他のカードの位置を利用することを「キーカード・ロケーション」と言います。

出展

ジョーダンの郵便トリック

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