知人の演技で初めて見ました。現象としては「数理的セルフ・ワーキング」ですが、裏表バラバラに混ぜて当てる形をとるため、観客に不思議さを与えることができます。
カードを3等分して、好きなデッキを選んでもらいます。
選ばれたデッキから、カードを1枚抜いて覚えてもらい、トップに返します。
選ばれなかったデッキは引っくり返し、裏返しのデッキを挟むように3つを重ねます。
更にその後2つにデッキを分けます。
リフルシャッフルを行い、1度カットをして観客の覚えたカードを当てます。
裏と表を一緒に混ぜてしまった様に見えますが、実際には違います。
一連の操作を行うと、次のようなカードの順になっています。
ここで観客の選んだカードは表向きのカードが最も続いた最後の裏向きのカードです。
但し「3つにデッキを分ける」「2つにデッキを分ける」動作はほぼ同じデッキの枚数にしましょう。また、リフルシャッフルも1枚ずつ均等に混ぜるつもりでシャッフルしましょう。
そうすることで、容易に観客のカードを見つけることができます。
Eddie Field, Jon Racherbaumer "The Artful Dodges of Eddie Field (1968) " 別冊サイエンス 数学ゲーム II
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