原作は「ナポレオンズ」のお二人が「笑点」で演じていたコメディー・マジック(奇術)です。
非常に分かり易く、面白いカードの予言方法なので、それを少し手を加えて簡単に紹介します。
観客の数は10人から50人程度の前でも行うことが出来るので「サロン・マジック」と呼べるでしょう。
(大きなカードを使っても「ステージ・マジック」には少々辛いかもしれません。)
封筒に入った予言が用意されています。予言は間違っているように思えたのですが、
予言が目の前で変化します。
準備が必要です。
まず、画用紙に次のように書きましょう。(但し、「3」のマークは別画用紙を切って貼り付けます)
この時、「3」のマークは「8」を作って縦に半分に折ったものを糊付けします。
出来上がったら、ちょうど「ダイヤの3」の形になるように、3つ折りか4つ折りにして封筒に入れます。
準備が終わったら、実際に演技を行います。
まず、フォースを利用して観客の一人に「ダイヤの8」を選ばせましょう。
「そのカードを自分だけが見て、裏向きにしてカードを胸に当ててください」とマジシャンは言います。
「今日は、貴方の選んだカードを『予言』をしてきました。」と言い、「予言」と書かれた封筒を取り出します。
「この『予言』と貴方の選んだカードが一致していれば拍手ものです。さて、どうでしょうか?」
と言いながら、封筒から画用紙を取り出します。
「ジャーン!予言は『ダイヤの3』です。さあ、そのカードを皆さんにお見せください。当たっていますか?」
と観客に尋ねます。
観客は勿論「違います。」と言うでしょう。
「あらっ、残念。間違ってしまいましたか…。しかしマジシャンと言うものは
失敗はいけません。選んだカードは何でしたか?」
「『ダイヤの8』ですか。惜しいですね。何とかしてみましょう。」
と言い、勢いよく画用紙を広げます。この時、「3」の数字も広げて「8」に直しておきましょう。
「どうですか?当たりですね。言った通り、決してマジシャンは失敗はないのです。」
演じるに当たって注意があります。
ナポレオンズのお二人の実際に演じたコメディー・マジック(奇術)
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