このマジック(奇術)は技術のいらない「数理的ワーキング」です。本当は当て方にも面白い方法があるので、
追々書き足しますが、仕込みのマジック(奇術)をする為の準備として利用できそうです。
カードは21枚のみ使用。
テーブルにカードを3枚ずつ表向きに並べて3列x7行の形を作ります。
相手にそのカードの中から1枚だけ心の中で選んでもらい、そのカードのある列を言ってもらいます。
カードをそろえて、再び3列x7行の形に並べ、先程心に思ったカードがある列を言ってもらいます。
これを3回行った後、相手の心に思ったカードを当てます。
例えば上の図で観客が「ジョーカ」を心に思ったことにします。この場合「ジョーカ」の位置は「1列目」なので、「1列目にあります」とマジシャンに言うはずです。
そこで、その列を真中にして他のカードの列ではさんだ状態にしてカードを揃えます。
例えば、「2列目」「1列目」「3列目」の順で重ねたとします。
次にカードを再度3列x7行の形を作ります。この時、カードの並べ方は「1列」「2列」「3列」「1列」「2列」「3列」「1列」…「3列」の様に並べましょう。(実際並べると次のようになります。)
この時、「ジョーカ」は「3列目」にあります。したがって観客は「3列目にあります。」とマジシャンに言うはずです。
ここで注意してみてください。「ジョーカ」は「3列目の中央」にあるのが分かりますか?
観客の言った列が真中に来るように並び変えるわけですから、前回の「1列目」のカードの殆どが各列の中央に来ています。
今回は偶然2回で当たりましたが、3回この動作を行えば確実になります。(実際3回行った図です。)
間違いなく列の中央に来ています。これで観客のカードを当てることが出来ます。
分かりません。教えてください。
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