2001年頃、テレビで「目隠しをした超能力者」が流行しました。
例えば「たけしのアンビリバボー」の中では、「アジアの超能力者と呼ばれる青年が、目隠しでバイクに乗って登場」しました。
目隠しの手順は下記のような方法でした。
この番組のトリック解明に「大槻教授」を招き、トリック解明に挑戦しましたが結果は分からずじまいでした。
2001年12月31日紅白歌合戦の時間帯に裏番組でナポレオンズが次のような演技をしてました。
この種明かしは2通りありました。
布が顔全体を覆っている為、観客からはアイマスクがずれているとは思われません。
その状態だとマジシャンは黒い布1枚だけで顔を覆われているだけとなります。
布1枚程度で覆ったとしても、透けて外は見えます。
実は、黒の布で顔全体を覆ったのにも、アイマスクをずらした事を勘付かれない為のカモフラージュだったのです。
これは実際には「目」で見ています。
「目をつむり、テープを貼った後、目を開ける」これにより筋肉でテープ引っ張られる為目と鼻の間の個所に隙間ができ、下を覗けるようになります。
より確実にする為、コインを目の上に押し付けているのです。これで目とコインの間の「隙間」が必ず生まれます。
粘土や黒い布を利用しましたが、より強力に目隠しをしたように見せかけてこれは基本的に意味を持っていません。
俗に呼ばれる超常現象と超能力の多くはマジックを応用したものです。心霊体験や心霊写真も、実は科学的・心理学的にほとんど説明がつきます。
ターベルコース・イン・マジック第6巻
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