カードをただ当てるだけではいけません。これは何度も言ってきました。
ではどの様にカードを当てれば良いのでしょうか。
実際は人それぞれで一概には言えませんが、今まで見てきて優れたものの紹介をしています。
既に述べたトリックにこれらの演技を付加することで一層「マジック(奇術)」として研ぎ澄まされます。
観客に好きな数字を言ってもらいます。(例えば「30」とします。)
「では、30枚目にひっくり返すカードが貴方のカードです。」とマジック(奇術)者は予言し、実際
ひっくり返すと観客のカードなのです。
観客の選んだカードが「キーカードロケーション」でも、「フォース」でも「グリンプス」でも
良いので分かっていることを前提とします。
まず「貴方の好きな数を言ってみてください。」と観客に数字を聞きます。(例えば「30」と言ったとします。)
「では、30枚目にひっくり返すカードが貴方のカードです。どうです?私と賭けをしてみませんか?」と
観客に尋ねます。(観客は「NO」と言ったとします。)
「まあ、実際やってみましょう。1枚、2枚、3枚…」と数を数えながらカードをテーブルに
全てのカードが見えるように置いていきます。
「…27枚、28枚、29枚」と数えて最後30枚目を残すところまできます。
この時、観客の選んだカードが仮に「ダイヤのQ」だとすると、
既にテーブルの上に出てしまっています。
したがって、観客は「失敗したのでは?」と思うでしょう。
「次にひっくり返すカードが30枚目です。
どうです?気が変わって賭ける気になりましたか?」とデッキの次のカードに手をかけながら観客に
尋ねます。
もしかしたら、ここで観客は「(もう既にテーブルにあるし…)よし!賭けましょう。」と言うかもしれません。
ここで、テーブルに表向きになっている「ダイヤのQ」をひっくり返し裏向きにしてこの
マジック(奇術)は終了します。
注意点がいくつかあります。
「松田道弘」氏著書のどれかに書いてあったと思います。
カードマジックを真面目に学びたい人は下記を読むことをお勧めします。
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