右・左・中央寄せ HTML、CSS
HTMLを使った右・左・中央寄せ
「中央寄せ(センタリング)」とは、文章などを表示領域の中央に固めて配置することを言います。
【注意】
「HTML」の規格を策定している World Wide Web Consortium(W3C)によると、「HTML5」ではこのページで説明している次の要素は廃止されました。
要素 | 説明 |
---|---|
center | 要素の左右中央揃え |
center 要素 と align 属性
「中央寄せ」には、center 要素 と align 属性を利用する方法があります。
center 要素は、中央寄せをしたいテキストや表を<center>~</center>で囲むだけす。
<center>
中央寄せ</center>
align 属性は、周囲との関係における当該要素の水平配置を指定します。可能な値は次の4つです。
align 属性の値 | 説明 |
---|---|
left | テキストは左揃えでレンダリングされる |
center | テキストは中央揃えでレンダリングされる |
right | テキストは右揃えでレンダリングされる |
justify | テキストは左右マージンに揃えられる |
標準では、日本語環境では align = "left" ですが、右から左のテキスト環境では、align = "right" となっています。
実際に、これらを利用した例をみてみましょう。
ファイル名:center.html
<html>
<head>
<title>
右・左・中央寄せ</title>
</head>
<body>
<center>
中央寄せ</center>
<div align=
"center"
>
中央寄せ</div>
<div align=
"right"
>
右寄せ</div>
<div align=
"left"
>
左寄せ</div>
</body>
</html>
div 要素は、文書に構造を付加するための一般機構を提供するものです。
現在では、center 要素は、div 要素でalign属性を"center"に設定することと全く等価であり、center 要素は推奨されていません。
また、「右寄せ」「左寄せ」可能な要素は存在しないため、div 要素を利用することをお勧めします。
なお、表(table 要素)、画像(img 要素)、段落(p 要素)など、まとまった塊をキャンバスに配置することも、align 属性によって行うことが可能です。
CSSを使った右・左・中央寄せ
スタイルシートを使うと次のように記述できます。
<div style="text-align : center">
中央寄せ</div>
それぞれの記述方法は次のとおりです。
<html>
<head>
<title>
右・左・中央寄せ</title>
</head>
<body>
<div style=
"text-align : center"
>
中央寄せ</div>
<div style=
"text-align : right"
>
右寄せ</div>
<div style=
"text-align : left"
>
左寄せ</div>
</body>
</html>
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