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検索エンジンへの登録方法

Web ページを作ったらまず行う告知手段として検索エンジンに登録するのは当たり前です。

インターネット創生期から、検索エンジン登録は最も利用されてきた方法の 1 つなのです。

ここでは、検索エンジンへ登録するコツを検索エンジンの特徴や仕組みからわかりやすく紹介していきます。

検索エンジンへの登録方法

まず、検索エンジンには大きく分けて次の 2 つがあります。

種類 検索エンジンの特徴
ディレクトリ型検索エンジン 登録されたWebページをカテゴリごとに分類している検索エンジンのことをいいます。

ディレクトリ型では、登録申請のあったサイトを人の手で
的確なカテゴリに分類して登録してきます。
有名なものに Yahoo!JAPAN があります。

ロボット型検索エンジン ロボット型検索エンジンとは、自動巡回プログラム

(「スパイダー」や「クローラー」などと呼ばれています)がインターネット上にある
Web ページデータを自動収集しデータベース化している検索エンジンのことをいいます。
有名なものに、goo や Infoseek、 Google などがあります。

最近の検索エンジンの人気を考えると「 Yahoo!JAPAN 」と「 Google 」が大多数を占めているようなので、これらについて説明します。

( 1 )ディレクトリ型検索エンジン( Yahoo!JAPAN )の仕組み

Yahoo!JAPAN は、 14 のトップカテゴリとより細かく分類されたサブカテゴリから成り立っています。

登録依頼するサイト内容に適切な出来るだけ具体的なサブカテゴリを選んで登録依頼申請します。

登録依頼申請されたサイトにサーファーと呼ばれるスタッフが実際にアクセスし、 Yahoo!JAPAN の審査基準に基づいて掲載するかどうかを決定します。

( 2 )ロボット型検索エンジン( Google )の仕組み

1998 年のデビュー。今では米国は元より日本の検索の 70% 以上が Google の検索エンジンを利用して行われています。

元々はスタンフォード大学の学生だったセルゲimgイ・ブリンラリー・ページによって「特定のウェブページへのリンク数が多ければ多い程そのウェブページを高く評価する」と言う単純な仕組みで開発されました。

これらの検索エンジンに登録するには少々方法が異なります。

( 1 ) Yahoo!JAPAN への登録方法

登録依頼申請したからといって、全てのサイトが掲載される訳ではありません。

登録されやすいWeb ページは次のようなサイトです。

特徴 具体的な内容
十分な量の情報を提供 十分な量のオリジナルの情報を提供しているサイト。

リンクを集めただけ、
簡単な内容と連絡先が書かれただけ、既に他のサイトから容易に得ることができる情報のみで
は無いことが前提。

伝えたい事柄が明確 サイトの目的や伝えたい事柄が明確で、デザインや内容がわかりやすい。
サイトに不備が無い 設置されたリンクがすべてきちんとつながる。画像が全て表示される。
訪問者が容易に閲覧可能 デザインや構成に工夫を凝らし、どんなユーザーでも容易に閲覧できる。

登録申請後、早ければ 1 週間以内、通常は約 1 ~4週間程度で掲載されます。

登録が見送られたとしても、再度登録申請は可能です。しかしながら、

構成を見直す」「情報量を増やす

などサイトを充実させてから、再度登録申請をしましょう。

( 2 ) Google への登録方法

HTML ファイル内に記述するいろいろな目的に使用される汎用的タグ「メタタグ」を利用します。

ロボット型検索エンジンでは、主にAuthor(サイト所有会社名又は個人名)、Keywords(キーワード)、Description(紹介文、ページの概要)のメタタグを使用します。

メタタグについて詳しい説明は「「メタタグ」を使おう」を参照してください。

掲載までは一概には言えませんが、平均で 1 ヶ月程度だと考えてください。

ただし、巡回プログラムは、インターネット上にあるWeb ページのリンクを辿って情報を収集してきます。

このとき辿っていったリンクのページも全て検索の対象となり、たとえ登録を行っていないページでも検索結果で表示されます。

登録されない人、登録されても長期間見てもらうためにはちょっとしたコツが必要となります。

( 1 ) Yahoo!JAPAN へ登録されるコツ

最近では「個人サイト」の場合は殆んど登録されません。また、「企業サイト」も有名な企業で無いと掲載されるまでに時間がかかります。

しかしながら、ある程度戦略を持って作れば登録も不可能ではありません。

特徴 具体的な内容
メインコンテンツの変更 奉仕活動などは、登録される可能性が高いコンテンツです。

コンテンツとして、そのようなものがあるならばメインコンテンツを変更してアピールしてみましょう。

地元新聞に掲載してもらう 「新聞でも紹介されました」と言うコメントがあれば掲載が早まるようです。

はやり「実績」があるならば、全面的にアピールすることが重要でしょう。

サブカテゴリの再検討 営利目的のサイトは「ビジネスと経済:企業」以下のカテゴリ、

地域的な特色が強いサイトは「地域情報」以下のカテゴリに登録する等、
サイト内容に適切な、出来るだけ具体的なサブカテゴリを選択することが必要です。

中には、登録されてからコンテンツを作り直す人もいるようです。

「アクセス数を偽装」「非営利団体を名乗る」なども最近は多いようですが、登録されるためにはこの位の熱意は必要だということでしょうか。

ただ、 Yahoo!JAPAN に登録されるにはもう一つの「裏技」があります。

Google の検索に全面的に頼っている

という点を上手に使う方法です。

Yahoo!JAPAN の場合、 Yahoo!JAPAN 内に該当Web ページが見つからない場合、「 Google 」検索に切り替わります。

したがって、「 Google 」検索で引っかかれば、 Yahoo!JAPAN のサイトから自分のWeb ページへ来てくれる人も増えると言うことです。

実はそれだけではありません。

Google でトップにヒットすれば掲載される可能性がある

ということが重要なのです。

例えば「 Yahoo! ニュース」内には多くのカテゴリが存在します。その中には必ず「関連サイト」と称して何件かリンクを貼っています。

そのようなリンクは、 Google 検索でヒットしたトップの何件かを利用していることが多いのです。

その時、コンテンツのトップにもリンクを貼ってもらえるので、苦労することなく Yahoo!JAPAN 自ら登録をしてくれるのです。

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