アクセス数増加の秘訣2
新規訪問者が多いだけと言うのはあまり良いことではありません。
やはり再訪問者を多く得てアクセス数を増加させてみたいものです。
訪問者が「ブックマーク(お気に入り)」に登録してくれることは、誰しも憧れを感じるものではないでしょうか。
アクセス数増加の秘訣2
「新規訪問者を増加させる」方法です。
「訪問者に良い印象を与える」方法です。
「再訪問者を増加させる」方法です。
(6)ファイルサイズを必要最小限に抑える
画像の多いページを作るのは綺麗で良いのですが、読み込みが遅いのは懸念される原因となります。
昔ほどで多くないとはいえ、訪問者の全員が回線速度が早いわけではありません。
特にトップページが100Kを超すページを作るのは問題だと思います。
例えば
- GIF画像の色数をできるだけ減らす
- JPEG画像の圧縮率を上げる
- 1ページのコンテンツを2ページに分ける
- テーブル(表)を多用しない
- CGI等のプログラムを走らせない
などに気をつけると、訪問者に懸念されにくくなります。
(7)ページのリンク構成を合理化する
基本的に「トップページから全体の構成を把握できる」
Web ページを作ることが訪問者に優しいページです。
最近のWeb ページは通常2種類のリンクが存在します。
リンクの種類 | 用途 |
---|---|
自作コンテンツ | 自分の作ったコンテンツにつながるリンク |
広告バナー | 参加・登録しているランキングサイト(クリックによりサイトのランキングが上がる) |
他のサイト等のCMバナー(クリックにより管理人にお金が入る) |
確かにWeb ページを存続するには労力と費用がかかります。
しかしながら、訪問者に意図的に間違わせてクリックするように仕組んでいるWeb ページは好ましくありません。
あやまって訪問者が有料サイトなどに入ってしまったら、後日請求がくる可能性もあるからです。
「どこから入ってよいのか分からないWeb ページ」
「広告バナーとリンクを間違えやすいWeb ページ」
にならないように心がけましょう。
同時にリンクには「分かりやすいタイトル」をつけておくことも忘れないで下さい。
また、「前に戻る」「次に進む」「トップに戻る」などの表記を全ページつけましょう。
偶然検索エンジンで見つけた人が他のページまで見てくれる場合があります。
(8)デザイン・レイアウト
「デザインのセンスが無い」と思っている人もいると思いますが、そうではありません。
管理者の配慮 | 内容 |
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各種ブラウザへの配慮 | ブラウザによってはタグや文字、フレーム分け対応していない場合があります。一度各種ブラウザで確認しておくことをお勧めします。 |
異なる環境への配慮 | 訪問者にブラウザの幅を強制するサイトはよくありません。また、スクリプトやスタイルシートがOFFだと表示されないページもよくありません。 |
統一されたデザインと操作性 | ページの構成やデザインは統一するべきです。ページごとに異なるデザインは訪問者に不安感を抱かせる原因となります。 |
外国語版の作成 | 日本人だけが見ているとは限りません。出来れば「英語版」のWeb ページも作っておくことをお勧めします。 |
トップページを「Flash」や「JavaScript」で作っているサイトは確かに魅力的に感じますが、何度も見ていると「飽き」が来ます。
「アニメーションのスキップ」等のリンクをつけておくことでも訪問者に優しいページになります。
またWeb ページの背景色が必要以上に濃いのは、不安を抱く原因となることも覚えておいて下さい。
(9)インタラクティブな要素を付加する
文字を読むWeb ページだけでは訪問者は飽きてしまいます。
訪問者が体感できる要素を付け加えることも、アクセス数の増加が望めます。
管理者の配慮 | 内容 |
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ゲストブック |
自分のWeb ページへ訪れた人がメッセージ書き残すことができます。 |
BBS(掲示板) |
感想や質問等を訪問者が書きたい場合があるので、 |
チャット |
チャットもつけたほうが良いですが、BBSと異なりリアルタイムなものです。 |
オンラインゲーム |
たとえば「占い」などをつけると、アクセス数は増加します。 |
会員登録 |
商用サイト等は「会員登録」を利用することで、一定のアクセス数を保持することが |
Web ページを毎日更新することは容易ではありません。
上記のシステムを用いて、訪問者に毎回異なる印象を与えることが大切です。
(10)コンテンツ更新の広報
再度訪ねてくる場合は、訪問者にとって「有益」な情報があったからに他なりません。
そのような訪問者のためにも
「更新を定期的に行う」
「更新内容、更新日時を明記する」
ことで「ブックマーク(お気に入り)」に入れてくれる可能性がでてきます。
(11)質の高いコンテンツを提供する
これは容易なことではありません。
「リンク」や「掲示板」だけで毎日数1000ヒットしているWeb ページもあるのですが、
他のサイトに負けないコンテンツが無いかぎり、最終的なアクセス数の増加は望めないと思います。
浅く広いコンテンツではなく、誰にも負けないと言うようなコンテンツを盛り込むことが重要です。
逆を言えば、「BBS(掲示板)」や「オンラインゲーム」などは訪問者の足を留めておくための要素なだけです。
自分の最も興味を持つ内容を、専門的になる程度盛り込めるWeb ページを目標にしましょう。
「個人のWeb ページ」程度の認識では、アクセス数の増加は望めません。
(12)データベースやその他オンラインサービスの提供
「商用ベース」としてWeb ページのアクセス数の増加を求めるのであれば、さらに高度なシステムのサービスが必要となります。
たとえ訪問者が現在購入予定が無いとしても、Web ページの常連になって貰えれば、自然に「口コミ」でも広がっていきます。
管理者の配慮 | 内容 |
---|---|
データベース・リファレンス | 検索機能付きデータベースや自動追加登録可能なリンク集、マニュアルやリファレンスの提供などは需要が高く、繰り返し利用されるためにアクセス数が非常に高くなります。 |
ソフトウェア配布 | 作成したプログラムの配布 |
CGIプログラムによるサービス | レンタルBBSや、無料HP作成スペース、対戦ゲームなどを盛り込むことで長く訪問者を常連にすることが可能です。 |
これらは、商売に結びつかないわけではありません。利用に当たって有料コンテンツにしたり、アンケートに答える必要を設けたり、登録名簿を利用してCMをメールで流すことも可能です。
オススメ書籍
HTML5、CSS3、JavaScript等の学習に役立つ書籍を紹介します。