複雑な表製作
複雑な表製作
「少し高度な表作成」で作成した表よりも、より複雑な表製作に挑戦してみましょう。
デザインに凝ったWeb ページを作成するためには、覚えておく必要があります。
【注意】
「HTML」の規格を策定している World Wide Web Consortium(W3C)によると、「HTML5」では、HTML4.01にあった次の属性が廃止されました。
要素 | HTML5で廃止された属性 |
---|---|
table | align/bgcolor/border/cellpadding/cellspacing/frame/rules/summary/width |
tr | align/bgcolor/char/charoff/valign |
td | abbr/align/axis/bgcolor/char/charoff/headers/height/nowrap/valign/width |
複雑な表製作
サンプルは次のような形になっています。
次のHTML文書から表の構成を頭に想像してみましょう。
ファイル名:table3.html
<html>
<head>
<title>
複雑な表</title>
</head>
<body>
<table bgcolor=
"indigo"
border="3"
width="90%"
cellspacing="6"
><tr>
<td rowspan=
"2"
colspan="1"
bgcolor="blue"
align="center"
width="30%"
><font color=
"white"
><strong>
BLUE(1)</strong>
</font>
</td>
<td rowspan=
"1"
colspan="2"
bgcolor="green"
align="left"
width="60%"
><font color=
"white"
><strong>
GREEN(2)</strong>
</font>
</td>
</tr>
<tr>
<td rowspan=
"2"
colspan="1"
bgcolor="white"
align="center"
width="30%"
><font color=
"black"
><strong>
WHITE(3)</strong>
</font>
</td>
<td rowspan=
"1"
colspan="1"
bgcolor="pink"
align="left"
width="30%"
><font color=
"black"
><strong>
PINK(4)</strong>
</font>
</td>
</tr>
<tr>
<td rowspan=
"1"
colspan="1"
bgcolor="orange"
align="right"
width="30%"
><font color=
"black"
><strong>
ORANGE(5)</strong>
</font>
</td>
<td rowspan=
"2"
colspan="1"
bgcolor="red"
align="right"
width="30%"
><font color=
"black"
><strong>
RED(6)</strong>
</font>
</td>
</tr>
<tr>
<td rowspan=
"1"
colspan="2"
bgcolor="yellow"
align="left"
width="60%"
><font color=
"black"
><strong>
YELLOW(7)</strong>
</font>
</td>
</tr>
<tr>
<td colspan=
"3"
bgcolor="#ffffcc"
align="center"
width="90%"
><font color=
"black"
><strong>
#FFFFCC(8)</strong>
</font>
</td>
</tr>
</table>
</body>
</html>
各セルを、どのタイミングで記述したらよいのか、よく分からないと思います。
記述の仕方として、まず「横『 3 』縦『 5 』の表」の形をしていると考えます。
図下のように、左のセルから順に記述しておき、「セルをまたぐ」ときに、行か列の場合に対し「rowspan」「colspan」を指定します。
各「 table 」「 tr 」「 td 」要素では、「width="○○"」「height="○○"」を利用して、幅・高さを指定することができます。
「高さ」や「横幅」を記述してやることで「表示の誤りを防ぐ」「表示速度を上げる」などの利点となります。
表はブラウザへの負荷が大きく、表示速度が遅くなりがちです。詳しくは「軽いサイトの作り方」を参照してください。
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