アクセス・カウンタの設置方法
アクセス・カウンタの設置方法
Web ページが参照された回数を保存しておいて、自動的に増加させるプログラムに「アクセス・カウンタ」があります。
「アクセス・カウンタ」を設置する代表的な方法を 3 つ紹介します。
自分で「アクセス・カウンタ」を作成して設置する
「アクセス・カウンタ」は一般に「Perl」「PHP」「Java」と呼ばれるプログラム言語で作成されています。
自作する利点(理由)としては、次のようなことが考えられます。
- 公開プログラムに気に入ったものが存在しない
- 自分のサイトは、レンタルサイトの「利用規約」に同意できない
- 仕事・趣味・自分の勉強のために
「アクセス・カウンタ」は、プログラムの中で難しいもののひとつです(100行程度で作成可能)。
加えて、自分の欲しい機能を持ったプログラムは、多くの方が提供しているはずです(リロード禁止機能・「1日・合計両方をカウント」等)。
ファイル名:counter.cgi
#!/usr/bin/perl
$datafile ="count.txt"
;:use CGI
qw(:standard); $form = CGI->new(); $html = $form->param("html"
);"Content-type: text/html\n\n"
;open
CNT,"+< $datafile"
or die"ファイルが開けません"
; $count = 1 + <CNT>;seek
(CNT, 0, 0); ・ ・
仮に自分で作成する場合は、上記のような「プログラム」を作成する必要があります(上記はPerl5で記述)。また、「プログラムを実行する環境の準備」「アクセス・カウンタの仕組」や「CGI の設置方法」など多くのことを学ぶ必要があります。
初心者には敷居が高いので、自作がしたい方は「CGI/PHPを使ってみよう」を参照してください。
公開プログラムをダウンロードして自分で設置する
「プログラムは作成したくないけれど、高機能な『アクセス・カウンタ』が設置したい」と言う方にお勧めの方法です。
公開プログラムを利用する利点(理由)としては、次のようなことが考えられます。
- 「無料レンタル」の「アクセス・カウンタ」と比較して、利用規約が緩和
- 既に高機能なプログラムを、自分でカスタマイズしての利用も可能
- 数が豊富で高機能なものが多く、自分の用途に合ったものが見つかりやすい
ただし「無料レンタル」の「アクセス・カウンタ」とは異なり、次のようにプログラムファイルを開いて、いくつか変更・修正・確認が必要になってきます。
ファイル名:counter.cgi
#!/usr/bin/perl →#!/usr/local/bin/perl に変更
$datafile = "count.txt"; :use CGI qw(:standard); →Perl5 は利用できない
・ ・
また、自分の利用している「Web ページ・スペース」が、「CGI 使用可能」「SSI 利用可能」や「PHP 使用可能」と明記されていなければ、稼動しません。
以上の内容の理解のできない方は、少なくとも自分で設置できるレベルには達していません。
納得した上で、自分で設置してみたい方は、「無料レンタル・ダウンロードサイト」にリンクをしているので、探してみてください。
「無料レンタル」で提供されている「アクセス・カウンタ」を利用する
最後に、無料のレンタルサービスで提供されている「アクセス・カウンタ」を利用する方法を紹介します。
「無料レンタル」で提供されている「アクセス・カウンタ」を理由する利点(理由)としては、次のようなことが考えられます。
- 「アクセス・カウンタ」を設置する知識・技術が必要ない
- CGI/PHP が利用できない「Web ページ・スペース」でも利用できる
- 自分の利用している「Web ページ・スペース」の負荷が減る
「アクセス・カウンタ」のレンタル・サービスは多くの業者が行っており、種類・機能も豊富ですが、規約を読み、規約違反にならないようにしましょう。
オススメは「access-counter.net」です。気に入るものがないようであれば、無料で「登録不要」なカウンター提供サイトは沢山あるので探してみてください。
あなたは<img src
="http://www.○○○.○○.○○/count.cgi?cf=△△/uguisu"
>
人目の来場者です。
設置方法は、その業者の説明を読みおこなってください。上記のような形で設置することがほとんどです。
オススメ書籍
HTML5、CSS3、JavaScript等の学習に役立つ書籍を紹介します。