CGI/PHP を使ってみよう
「 Perl/CGI 」、「 PHP 」を自宅で利用するには多少面倒です。
「 Perl 」もしくは「 PHP 」のソフトをインストールして、「ローカルサーバ」を立ち上げ設定を行う必要があります。
- 「 Perl 」のインストール方法
- 「 PHP 」のインストール方法
- 「 Apache 」のインストール方法
- 実際に作ってみよう(Perl5、 PHP 編)
- 「掲示板」を作ってみよう(Perl5、 PHP 編)
- 「 CGI 」の転送後の設置方法
(3)「Apache」のインストール方法
まず、「 Apache 」をこちらのサイトからダウンロードしてください。
Windows を利用されている方は、ご利用のネットワークに近い、FTP サイトもしくは、HTTP サイトのリンクをクリックし、[ binaries ]-[ win32 ]ディレクトリに移動します。
「apache_2.2.**-win32-x86.**.msi」をクリックし、サーバー上に保存します。
※「**」の部分には、現在公開されている Apache のバージョン名が入ります。最新のバージョンをダウンロードして下さい。
何度も色々な内容が表示されますが「 Next 」で次へ進みましょう。
同意書が表示されます。"I accept the terms in the license agreement"をクリックし、<Next>ボタンをクリックします。
サーバーの情報を入力します。
- Network Domain
- サーバーのドメインを指定します。ここでは「localhost」とします。
- Server Name
- サーバー名を指定します。ここでは「localhost」とします。
- Email Address
- 自分のメールアドレスを入力します。
インストール方法を指定します。「 Complete 」を選んで、[ Next > ]をクリックします。
この画面では「フォルダ」の個所の指定をします。ここは[ Change.. ] をクリックします。
ディレクトリの場所を聞かれますので
「 Path: 」の項目に
「 C:\ 」と記述して「 OK 」をクリックします。
最後に [ Install ] をクリックします。
これで終了しました。
(4)「 httpd.conf 」の書き換え
次にデフォルトでは PHP 、CGI は稼動しないので、「 C:\Apache\conf\httpd.conf 」のファイルの書き換えを行います。
# Note that "MultiViews" must be named *explicitly* --- "Options All" # doesn't give it to you. # Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
の部分( 335行 )を以下のように変更します。(検索をかけてファイル内を調べてください。phpのみの場合は必要ありません)
# Note that "MultiViews" must be named *explicitly* --- "Options All" # doesn't give it to you. # Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI
これでディレクトリ内でCGIが実行できる環境になります。
# DirectoryIndex: Name of the file or files to use as a pre-written HTML # directory index. Separate multiple entries with spaces. # <IfModule mod_dir.c> DirectoryIndex index.html </IfModule>
の部分( 384行 )を以下のように変更します。(検索をかけてファイル内を調べてください。phpのみの場合はindex.cgiは加えないで下さい)
# DirectoryIndex: Name of the file or files to use as a pre-written HTML # directory index. Separate multiple entries with spaces. # <IfModule mod_dir.c> DirectoryIndex index.html DirectoryIndex index.htm DirectoryIndex index.cgi DirectoryIndex index.php </IfModule>
これで、「http://www.サーバ名/」と記述すれば「index.html」以外でも読み込まれて表示できます。
次に、CGI が稼動するようにします。
# If you want to use server side includes, or CGI outside # ScriptAliased directories, uncomment the following lines. # # To use CGI scripts: # #AddHandler cgi-script .cgi # # To use server-parsed HTML files # #AddType text/html .shtml #AddHandler server-parsed .shtml
の部分を以下のようにコメントを外し、変更します。(検索をかけてファイル内を調べてください。phpのみの場合は必要ありません)
# If you want to use server side includes, or CGI outside # ScriptAliased directories, uncomment the following lines. # # To use CGI scripts: # AddHandler cgi-script .cgi AddHandler cgi-script .pl # # To use server-parsed HTML files # AddType text/html .shtml AddHandler server-parsed .shtml
これで CGI が稼動するようになります。拡張子は「 .cgi 」と「 .pl 」です。
加えて SSL も利用可能です。
次に、 PHP が稼動するようにします。
以下の行を追加してください。
# To use PHP scripts: ScriptAlias /php4/ "c:/php/" Action application/x-httpd-php4 "/php4/php.exe" AddType application/x-httpd-php4 .php AddType application/x-httpd-php4 .php4
ただし、 PHP の部分は PHP4 を利用しており、「 C:\PHP 」にインストールした方です。(C:\PHPの中に「php.exe」というファイルがあるか確認してください。「php-cgi.exe」の場合は赤い部分を書き換えて下さい。)
(5)起動方法
書き換えたら、「 C: 」→「 Apache 」の「 Apache.exe 」をダブルクリックして稼動させましょう。
この処理により、ローカルサーバが立っている状態になります。
それでは、「ブラウザ」を起動してアドレスを「 http://localhost/ 」もしくは、「 http://127.0.0.1/ 」と打ちこんでみましょう。
上のような画面が表示されましたか?
これでローカルサーバーを作ることが出来ました。
オススメ書籍
HTML5、CSS3、JavaScript等の学習に役立つ書籍を紹介します。