TOEICスコアは世界中で通用するのか?
TOEICはグローバルスタンダードではありません。
公式サイトには約60ヶ国で実施されていると書いてありますが?
そもそもTOEICは、米タイム社アジア総支配人を務めた北岡靖男氏が、米国の非営利団体ETSに依頼されて開発された日本人向けのテストです。
TOEIC受験者は、8割弱を日韓が占めています。
現在の受験者数
- 日本 65%
- 韓国 12%
- その他 23%
欧州やインドではブラッツ(BULATS)が存在感を増しています。
※ BULATS : Business Language Testing Service
BULATSの内容構成
BULATSは、公益財団法人日本英語検定協会とケンブリッジESOLが共同開発したテストサービスです。
実際のビジネスシーンに必要な英語でのコミュニケーション能力を測定します。
この試験は「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの言語技能すべてを評価することができます。
【参考】日本英語検定協会 BULATS
おとなり韓国では?
韓国では国家手動での新英語テスト導入に踏み切っています。
2012年よりスピーキング、ライディングを含む4技能を試す「国家英語能力評価試験(NEAT)」をスタートしました。
※ National English Ability Test(NEAT)。2011年1月29日にソウルを含む18都市で施行・実施された
NEATの内容構成
NEATの最大の特徴は、スピーキングとライティングの導入です。
NEATは3つのタイプのテストを提供します。
- レベル1 大人向け(ビジネス英語スキルを評価する)
- レベル2 高校生向け(国際的な調査、各分野の道を歩むために必要なスキルを評価する)
- レベル3 高校生向け(毎日の英会話スキルを評価する)
レベル1は 137分で96の質問に答えます。
※ TOEFLは225分で104の質問、TOEICは2時間で200の質問に答える
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