TOEICのテスト構成は次のようになっています。ここではパート1の攻略方法について説明します。

2016年5月29日より、問題数が増えるだけでなく、色々な表現も追加されます。

• 省略形（going toがgonnaなど）や文の一部分（Yes, in a minute）の設問
• 聞いたことと問題用紙にある情報を関連づけて解答する設問
• 話し手が暗示している意図を問う設問

その他のパートに関する変更は各ページを確認して下さい。

• パート1（10問→6問）
• パート2（30問→25問）
• パート3（30問→39問）
• パート4（30問→30問）
• パート5（40問→30問）
• パート6（12問→16問）
• パート7（48問→54問）

1分半のディレクション（Directions）の間にはパート3の設問を読みましょう。1度目を通しておくと後で読む時のスピードが上がります。

ただし「Now, Part 1 will begin.」と聞こえたら、すぐにパート1を見る練習を事前にしておきましょう。

※ パート5を解くことは2012年9月より禁止となりました。

1問にかける時間を短縮すること。そして Dの答えは最初から全く読む・聞く必要がありません。

• AからCまでで、本文の内容に一致する物があれば、それをマークします
• AからCまでに答えがなければ、必然的にDが答えなので、Dをマークします

「TOEICパートごとの裏技」に、いかに「不正解を選ばない」でマークするかの方法を紹介しています。

TOEIC パート1（10問）の概要

写真を見て、その写真に関して述べられた4つの文が読み上げられるので、そのうち正しいものをチェックします。

TOEIC パート1（10問）の対策方法

問題間のポーズは5秒しかないので、音声を聞く前に写真を見るのは当たり前です。

写真の中に人物が写っている場合

• その人物に関するものが正解の場合　→　選択肢の約90%
• 景色や物の描写が正解の場合　→　残りの10%

人物の目立つ行動や状態に注目しましょう。主語に続く動詞の部分が重要です。

想像を必要とする選択肢は、不正解となります。

写真の中に人物が写っていない場合

写真で人物が写ってない問題は受身進行形に気をつけましょう

名詞が写真に無いものであれば不正解

写真にないもの（名詞）が聞こえたら正解ではありません。

誤答は

• 写真にない名詞
• 抽象的な内容
• 未来形や過去形の文型

です。

（主語と写真と合っているが）動作が違う文章は正解ではありません。

似た単語・発音が聞こえてきたら正解ではありません

似通った発音に注意しましょう。

本や紙をもっている写真の問題で、 次のような音声が聞こえてきます。

He is folding something. （彼は何かたたんでいる）　→ 不正解

これは、「フォウルド」「ホールド」のように「f」と「h」の音で引っ掛けるリスニング問題です。

次のように発音されたと理解してしまい選択する人がいます。

He is holding something. （彼は何か持っている）

一般的な英会話では「folding」「holding」を聞き分ける必要は、あまりありません。

「日本人が「f」の音を聴き取るのが苦手」という事を逆手に取った問題が出題されます。

その他の例）

problem（問題）　⇔ program（プログラム）
department（問題）　⇔ apartment（アパート）
copy（コピー）　⇔　coffe（コーヒー）
account（口座）　⇔　accounting（経理）
assign（割り当てる）　⇔　design（デザイン）

現在進行形でないものは不正解が多い

正解の約80％が現在進行形です。

写真は瞬間を撮ったものなので、is almost finished （ほとんど終わりかけている）が聞こえたら不正解です。

TOEIC パート1 頻出単語

動詞とかは頻出語があります。これも覚えておきましょう。

boarding the plan (飛行機に搭乗している)
unloading the cargo (積荷を下ろしている)
bending over the box (箱の上にかがんでいる)
putting on a shirt (シャツを着ようとしている：動作)
wearing a shirt (シャツを着ている：状態)
leaning on the wall (壁に寄りかかっている)
piling up tires (タイヤを積み上げている)

オススメ書籍

TOEICで高スコアを取得するために役立つ書籍・グッツを紹介します。

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