TOEICパートごとの裏技(人間心理を逆手に取った試験構成に応じた対策方法)
TOEICの出題には、心理学者も関与しています。
心理学者は初心者が答えが分からない時にとる行動の心理を考慮して、選択肢の文の構成に落とし穴を仕掛けています。
このためTOEICには日本人の弱点をつく問題が出題されるのが試験の大きな特徴です。
それを逆手に取った方法です。
このページを読む前に、次のページを読んでおくことをおすすめします。
- TOEIC リスニング(45分 100問) 対策
- TOEIC リーディング(75分 100問) 対策
マークの方法(パート1&パート2で有効)
消去法で解くパートなので、いかに「不正解を選ばない」がテーマです。
鉛筆は最初に解答用紙の(A)に置いておきましょう。
(A)を聞いて正解の可能性があれば、そのままにします。
不正解だと思ったら(B)に移動します。判断に迷う場合は、鉛筆はそのままにします。
こうすれば、最後まで聞いて正解に確信がもてない場合、自分が迷っていた選択肢を鉛筆が教えてくれます。
「迷う時間」を減らして、次の問題への準備時間を確保しましょう。
TOEIC パート1の裏技攻略
他人の塗りつぶす音で答えを推測する
選択肢が読み上げられるリスニング問題では、高得点者は正解が読み上げられた直後にマークする可能性が高いです。
その音に聞き耳をたてて、マークすることができます。特に、パート1の場合は Dまで聴かないでマークする人多いです。
高得点者がマークする音は自信に溢れていますし。
会場全体のマーク音を身体で感じれば、一人一人のマーク音は小さくても会場全体の高得点者のマーク音が合わされば容易に判断できます。
正解の割合から答えを推測する
通常「8,9,10」番が難しいです。
このため、最後の方の答えが分からない場合は前の問題の割合を見て言葉を選ぶ方法がとれます。
会場のマーク音の方法を聞いてマークをしていても、「8,9,10」番になってくるとマーク音がバラバラになってきます。
設問の途中からは、この方法に切り換えることをオススメします。
パート1(10問)を効率良く解く裏技もオススメです。
TOEIC パート2の裏技攻略
正解の割合から答えを推測するです。
by TOEIC Test「正解」が見える
ただし近年のTOEICでは、そうとは言い切れなくなってきました。
3つ(C)が続いたり、(B)が多く(A)の答えが1つだけなど昔のルールは適用できません。
パート2(30問)を効率良く解く裏技もオススメです。
TOEIC パート3 の裏技攻略
会話文中の最後の単語が選択肢(A)にあれば、それは絶対に正解ではありません。
例を挙げます。
最初に at one o'clock と手がかりを与えた後、最後に noon という単語の含んだ会話が読まれたとします。
その際、選択肢 (A) に At noon を置くと、
When are they going to meet together ? (いつ彼らは会うのですか?) (A) ... at noon. (B) (C) (D)
会話を十分に聞き取れない初心者は (A) を選んでしまいます。
逆に言えば、最初に聞こえてきた単語が解答の場合が多いということです。
パート3(30問)を効率良く解く裏技もオススメです。
TOEIC パート4 の裏技攻略
中級の実力を備えている受験者の場合は、Part3,Part4はある程度聞き取れます。
難しい問題文で内容を理解できなかった場合には4つの選択肢の中で最も短い選択肢をマークしましょう。
正解率がぐっと上がります。
パート4(30問)を効率良く解く裏技もオススメです。
TOEIC パート5 の裏技攻略
中級の実力を備えている受験者の場合は、Part5はある程度解けます。
文が長くて答えを見つけるのが難しい場合4つの選択肢のうち短かったり見た目がやさしい単語で構成されている選択肢をマークしましょう。
正解率がぐっと上がります。
難しい語彙問題の場合は、2番目に難しい問題を選べば正解になる確率が高いです。
言い換えると「知らない単語」は不正解の可能性が高いです。
例を挙げてみましょう。
Mr. Smith wishes to _____ the terms of her employment contract before signing it. (Smith さんは、雇用契約書にサインをする前に、契約条件の修正を望んでいます。) (A) expropriate(奪う) → 最も難しい単語 (B) respond(答える) (C) modify(修正する)→ 正解 (D) assure(確実にする)
仮に(A)が正解だとすると、最も難しい単語(A)の意味を知らなくても(B)(C)(D)の意味を知っていれば消去法で正解を選べることになります。
よって、正解より難しい単語を不正解として入れる必要があります。
「最も難しい単語」の定義は人によって曖昧ですが、一般に最も難しい単語は正解ではありません。
パート5(40問)を効率良く解く裏技もオススメです。
TOEIC パート6 の裏技攻略
最も難しい単語は正解ではありません。
上記のパート5の裏技がそのまま利用できます。
パート6(12問)を効率良く解く裏技もオススメです。
TOEIC パート7 の裏技攻略
調査中です。
パート7(48問)を効率良く解く裏技もオススメです。
オススメ書籍
TOEICで高スコアを取得するために役立つ書籍・グッツを紹介します。