墓石を調べるのが趣味、もしくは仕事にしている方々の基本テクニックを紹介します。
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肉眼で読み取れなくても、微妙な凹凸というのは意外と残っています。
例では「俗名」までは辛うじて読めますが、それ以上何を書いているのか分かりません。
その場合にはいくつかの方法があります。
ここでは具体的な方法を紹介します。
拓本を取ることで墓石の文字が鮮やかに蘇ることが多々あります。
拓本を取るためのセットはAmazonなどで購入可能です(画材屋にもあります)。
例)墨運堂 拓本セット はじめての拓本用具 金魚 29308
拓本を取ることで墓石等を汚すことなく、その彫られた文字を読み取れることです。
「[ウ冠○]兵衛」の墓だと分かりました。
ハッキリと分からない場合にも、今まで調査した家系図と比較しながら該当する先祖を絞ります。
読みづらい文字に粉を振りかければ、わずかな凹みに粉が入り、それによって文字が読みやすくなることがあります。
こちらも雨が降ればチョークの粉は流れるため、墓石を汚すことがありません。
墓石に彫られた読みづらい文字をデジタルカメラで撮影します。
その後、パソコンの画像編集ソフトを用いて、その写真のコントラストを上げる(色調をはっきりさせる)などの判別方法があります。
読み辛い文字を、夜、懐中電灯の光の角度を変えながら照らして判別する方法があります。
こうする事で昼間は読めなかった文字が読めるようになります。
また、日が昇る前の午前中(もしくは曇の日)に見る角度を何度か変える事で読めるようになる場合があります。
逆に太陽が当たっていたり、雨天の日などは読めない文字を読むのが困難となる日です。
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