ふるさと納税の所得税の確定申告書の書き方
「ふるさと納税」とは、簡単に言えば自分が払っている住民税の20%を上限に「ふるさと納税」に変換できるというルールです。
夫婦のみの給与収入の場合(配偶者控除がある方)で年収700万なら 約86,000円 分ふるさと納税できます。
ようするに「ふるさと納税」の還元率が 30%だとすると、25,800円の商品に変えられます。
ただし手数料「2000円」必要のため、25,800 円の商品を「2,000」円で購入した事と同じメリットを得られます。
ふるさと納税者の確定申告方法
「所得税及び復興特別所得税の確定申告書作成コーナー」より、「所得控除の入力」に進み「寄附金控除」の「入力する」ボタンを選択します。
「書面で交付された証明書等の入力」という画面から「入力する」ボタンを選択します。
寄附金控除、政党等寄附金等特別控除の入力を行っていきます。
この時「寄附金の種類」で「都道府県、市区町村に対する寄付金(ふるさと納税など)」を選択してください。
例)宮崎のうなぎ蒲焼
寄附年月日 | |
---|---|
寄附金の種類 | |
寄附金の種類(詳細) | 市区町村に対する寄附 |
宮崎県、都農町を選択する | |
支出した寄附金の金額 | 購入価格を記載します |
寄附先の所在地(全角28文字) | (自動的に値が入ります) |
寄附先の名称 (全角28文字) | (自動的に値が入ります) |
「別の寄付先」か「同じ寄付先」かを選択しながら進めます。
※「同じ寄付先」を選択すると「寄附年月日」と「支出した寄附金の金額」だけ記載できます。
「ふるさと納税」を1件にまとめて記載も可能
例えば「ふるさと納税」の件数が多い場合に、1件にまとめて記載することも可能です。
国税庁の「寄附金の入力件数が多い場合の入力方法について」にも記載されています。
ちなみに、金額をまとめた場合には「寄附年月」「寄附先の住所」は一番最初に寄付した団体情報を記載しておけば問題ありません(税務署確認済)。
例)
日付:「一番最初に寄付した日付」
寄附先の所在地「一番最初に寄付した自治体の所在地 他」
寄附先の名称「一番最初に寄付した自治体名 他」
また、平成30年以降はe-taxで「ふるさと納税額」をまとめて入力した場合でも寄付金控除証明書の提出は省略できます(税務署確認済)。
寄附金の内訳
① A市(ふるさと納税):6,000円
② B市(ふるさと納税):5,000円
③ C市(ふるさと納税):10,000円
④ D市(ふるさと納税):20,000円
⑤ E市(ふるさと納税):5,000円
⑥ F市(ふるさと納税):5,000円
⑦ 日本赤十字社を通じて支払った一定の義援金:8,000円
⑧ 住所地の日本赤十字社支部に対する寄附金:10,000円
⑨ 住所地の日本赤十字社支部に対する寄附金:4,000円
入力する単位
1件目(①~⑥)→51,000円
2件目(⑦)→8,000円
3件目(⑧~⑨)→14,000円
オススメ書籍
確定申告に役立つ書籍・グッツを紹介します。