【2017年版】確定申告・振込、還付で指定できないネット銀行まとめ
税金を納める方法には次のとおりです。
- 1.税務署で払う
- 2.金融機関で払う
- 3.登録をした金融機関に納付の指示をして納める
- 4.口座振替をする
所得税の納期限は申告期限と同じ3月15日までです。
また、振替納税を利用している人は、確実に銀行口座から引き落されるよう、あらかじめ指定口座の残高を確認し、振替日の前日までに納税額に見合う預貯金額を用意してください。
延滞税は、3月16日から5月15日までの2ヵ月間は年4.3%、それ以降は年14.6%の割合でかかりますので、期限内に納税してください。
納付すべき本税の額(1万円未満の端数切捨て)x延滞税の割合x期間(日数)÷365日 = 金額(1円未満切り捨て)
国税庁のサイトで、所得税確定申告の延滞税(期限内申告分)を計算することが可能です。
延滞税の大体の目安は、次のような目安です。
30万円の所得税の納税に1ヶ月遅れると1000円の延滞税がかかる
税金の引き落とし口座は一回出せば次の年も有効?
口座振替は一度手続きをしておけば、取りやめしないかぎり有効です。
但し、所轄の税務署が変更されるような転居をされた場合は別です。
私はネット銀行を口座振替の納付先として申請したため、振替できずに督促状が届きました。
実は、各銀行によって「還付される税金を受け取れるか」「口座振替による納付が可能か」が決まっています。
国税還付金の振込み可能インターネット銀行等
2017年3月時点(税務署に問い合わせ済)では次のようになっています。
国税還付金が受け取れるか?
銀行名 | 国税還付金が受け取れるか? |
---|---|
新生銀行 | 可能 |
ジャパンネット銀行 | 不可能 |
楽天銀行 | 可能 |
住信SBIネット銀行 | 可能 |
ソニー銀行 | 可能 |
セブン銀行 | 不可能 |
イオン銀行 | 可能 |
オリックス銀行 | 不可能 |
じぶん銀行 | 不可能 |
大和ネクスト | 不可能 |
国税還付金の振込み(納付)可能か?
銀行名 | 国税還付金の振込み(納付)可能か? |
---|---|
新生銀行 | 不可能 |
ジャパンネット銀行 | 不可能 |
楽天銀行 | 可能 |
住信SBIネット銀行 | 可能 |
ソニー銀行 | 可能 |
セブン銀行 | 不可能 |
イオン銀行 | 可能 |
オリックス銀行 | 可能 |
じぶん銀行 | 不可能 |
大和ネクスト | 不可能 |
大手銀行以外のいわゆるネット銀行などが振替や還付先に選べないものがあります。
それらのネット銀行は、国庫金の取扱いができないため、公的年金の受け取りなどもできません。
ですが、数年前と比べると受け取り・納付可能な銀行は増えてきました。
これらは毎年更新されます。管轄の税務署もしくは銀行に確認してください。
スポンサードリンク
オススメ書籍
確定申告に役立つ書籍・グッツを紹介します。